2009年7月7日火曜日

牽牛と織姫。

7月7日は年に1度の、牽牛と織姫のデートの日だ。メチャクチャ盛り上がるんだろうなー!
この2人の話は中国の古い民話が出典で、内容は何パターンかあるんだけど、概ね、次のようである。
昔、牽牛とゆー牛1頭と鍬1つしか持っていない貧乏な若者がいた。可愛そうに思った織姫が天から降りてきて、牽牛のいない間に、ご飯をつくり掃除をしてあげてこっそり帰っていったりするうちに懇意になり、結婚して2人の子供に恵まれたとゆー説と、牽牛の飼っていた牛が突然、北京語で「この先にある湖で、若い姉妹が2人、水浴びをしている。そのうちの1人とあなたは結婚するだろう」との示唆に従い、湖に赴き、出逢ってすぐにプロポーズしたってゆー説がある。後者では、2人ともすぐに意気投合して結婚生活に入り、牽牛は牛を追わなくなり、織姫は機織りをしなくなったという。朝から晩までエッチしてたのかもねー。それに怒った織姫の母親が二人の仲をズバーっと引き裂いた。その亀裂の跡が天の川だというんだって。それ以降2人は年に1回、7月7日にしか逢う事を許されなくなる。夫婦なのにね。これは切ない。女性は実利だから、離婚を考えなかったのかなーって思う。
でもね、夫婦って最初の10年間は魔法が解けないから凄く幸せで、15年目くらいから破綻の兆しが見え、20年目で盛り返すか、諦めの悟りを開くか、縁を切るかのどれかだと思うけど、この牽牛・織姫ペアは大きな力で364日を引き離されているだけで、だから余計に想いが募って、7月7日とゆーイベントに賭ける意気込みは尋常じゃないんじゃないかって気がする。この日に限っては2人の邪魔をしないよーに、電話やメールは控えたりして、そっとしておいてあげたい。

2009年7月6日月曜日

エディット・ピアフ。

たまにはシャンソンもいいものだ。雨の中、シャンソンの女王、エディット・ピアフのCDを聴いている。フランス語の響きっていいなーって思う。芸の力ってゆーのは、その人の天分があって、マリア・カラスとかビリー・ホリデー、美空ひばりと同じく、傑出したものはやっぱ、その人固有のものであって、後天的なものではないなと思う。 彼女たちは皆、最初の10秒で聴き手の心を掴んでしまう。
ところで、2007年9月30日に「エディット・ピアフ」とゆー映画を観た。彼女の短くも儚い47年の生涯をかなり忠実に描いた佳作だったよーに思う。路上で産み落とされ、売春宿で育ち、大道芸人の父と街を彷徨った少女は、シャンソンの女王としてほどなく世界の頂点に立つ。歌えば聴衆は喝采し、金は湯水のよーに入ってくる生活。しかし、夢の実現の隙間に、人生の破綻の萌芽が見え隠れするのに、さほどの時間はかからなかった。自分の才能に耽溺し、富という洪水に溺れた彼女は、酒と男と麻薬の海に沈んでいく。47歳で死亡。個人的に、その快楽至上主義には全く共感できなかったけれど、作品を残してくれたことで、私の心の琴線は、CDを聴くたびに潤っている。ありがとねぃ。
そして、自分に音楽の才能が無かったことを、本当に良かったー、と今では天に感謝してるよ。

2009年7月5日日曜日

中国語。

中国語の必要性を日増しに感じているのは私だけではないだろう。東京には至るところに中国人留学生がいて、日本にいても日常的に彼らとコミュニケーションを取るケースが増えてきている。面白いことが最近わかったのだけれど、日本に来ている中国人の殆どは英語が話せない。てゆーか、英語が嫌いであるよーに思う。そのことは、明確に理由付けができる。もし、彼らが英語に堪能か、もしくは多少の興味があったら、アメリカとかイギリスに留学している筈で、日本に来なかっただろうと推測できるからである。なので、日本にいる中国人は最初から英語学習に対して腰が引けていて、熱心ではない。一方、日本に来ているバングラディシュ人の中には、ネイティブに近い英語を操る者が多いようだ。彼らは全員イスラム教で、イスラム教差別の多いアメリカには行かないものの、裕福な家庭の子弟が多く、日本でゆー東大や早慶を卒業してから日本に来ているようなのだ。なので当然、英語に堪能。第一、航空料金の高いバングラディシュから飛行機に乗って、さらに物価の高い東京に来て、東京プライスの家賃を払って生活していくとゆー発想は、貧困層の子弟からは生まれてこないって…。
話を元に戻すと、中国語の標準語である北京語を喋れることは、仏教の伝来を調べるために必要であるし、ひょっとして日本人が将来、中国に出稼ぎに行くよーな時代が到来した場合は必須になるんじゃないかって思っている。中国と隣接している周辺国においてはなおさらで、ミヤンマー人とかネパール人とかモンゴル人とかベトナム人なんかも北京語を解する人が少なくない。日本人はこれから人口が減少していくことは必定で、若い世代が結婚して子供をつくらないことも手伝って、団塊の世代がバタバタ死んでいく20年後には、確実にフィリピンとかベトナムに人口で抜かれているだろうから、日本語の重要性は今よりも格段に落ちていることが容易に推定できる。26文字のアルファベットのみで足りる合理的な英語と使用人口が世界でもっとも多いマジョリティー言語である北京語の2つを駆使できれば、あとはあんまり必要ないんじゃないかって、最近ずーっと思ってるよ。息子が大学の講義において、第二外国語を中国語に決めたことは、ヒジョーに正しい選択だと言わざるを得ない。

2009年7月4日土曜日

老バーテンダー。


最近来た葉書のなかで、印象に残る1枚がある。24年ほどつきあいのある、老バーテンダーからだ。仮にU氏としておこう。社会人になって、ホテルオークラのバーでマティーニを飲む習慣がついた。カウンターに座り、1杯か2杯飲んで、あとは無料のピーナッツと柿の種を小皿で何回か、おかわりし、最後に水を1杯飲んで帰る。しょっちゅう行くので、常連になってしまい、そこのバーテンダーさん全員と懇意になっていた。酒とバラの日々。
入社4年目の夏、当時いた新宿支店から仙台支店への異動の辞令が出た。
「こまったな」。いつものよーにバーに行き、ショボーンとその旨を伝えると、カウンターの中にいた鈴木国明バーテンダーが、その場で仙台ホテルに電話をしてくれた。これこれこーゆー人が行くから宜しく。短い電話だったよーに記憶している。
1週間後、私は仙台ホテルのバーのカウンターに坐っていた。そして、私に新しくマティーニをつくってくれることになったのが、U氏その人であった。1986年8月から1991年3月までの4年7ヶ月間、U氏から教わった酒のウンチクは、紛れもなく私の財産になっている。マティーニのベルモットが1滴でもいいのは何故なのか。パリジャンブロンドとプラチナブロンドの違い。シングルモルトのテイスティング。バースプーンの廻し方。ロンリコ、ズブロッカ、アクアビットなどの強めの酒の頂き方。時代がバブっていて、証券マンでもあった私はキャビアや牡蠣、テリーヌやスズキなどの美味しいものばかりを毎日食べていたよーに思う。マイカクテルグラスをホテルに特別に置かせてもらったり、古くなったミキシンググラスとストレーナーをご自宅用にと、進呈されたりで完全なVIP扱いだったな、今から思えば。
で、U氏は今、高齢になり、現在、東北大学医学部附属病院のお世話になり闘病中だという。先日、電話で話したとき、懐かしい声とともに、話が弾んだ。いろいろ大変でしょうが、ご自愛ください。また、逢えたらいいねー。

2009年7月3日金曜日

犬洗い。


犬洗いは愉しい。てゆーか、犬洗いも禅の修業のうちだ。6月と7月と8月は抜け毛が多く、家の中が毛だらけになる。毎日、掃除をしてるけど、それでもなかなか追いつかない。でも、やるしかないのよ。部屋の掃除の間隙を縫って、風呂場にドンキーを連れて行き、シャワー攻撃。3000円もするヨルダン産のシャンプーを惜しげもなく振りかけ、乱暴に洗う。おれはトリマーじゃないからね。泡を流すと、黒い毛の塊が!わーっ。これからが大変で、首輪とリードを持ってきて、繋ぐ。風呂場から玄関までの最短距離をスピーディーに移動させ、床に落ちる水の量を最低限に抑えなければならない。緊張の場面。GO!
あとは、外を散歩させ、ある程度、身体を乾かせて、家に戻る。
身体を拭いてやるのに、バスタオルが2枚必要。当然、毛だらけになる。
2時間後、頭の後ろに、フロントラインとゆー、蚤取りの薬をつけてやり、おしまい。ドンキーは32kgなので1回分で1980円のコストだ。もったいないなー。ホントは近所の「長江」とゆー中華料理屋でレバニラ炒めを食べたいけど我慢。仕方ないので、昼は「松屋」のフレッシュトマトカレー290円にするかぁー。節約節約。

2009年7月2日木曜日

松戸市消防局。


松戸市の職員がこんなにハードな仕事をしているとは思わなかったぞ!2005年に入った10人のうち5人が辞めて、そのうち4人から市は損害賠償の請求をされているという。その額は1210万円。
消防訓練中にパワハラがあって、11人が処分されたらしいけど、休日に新人を呼び出して腕立て伏せを10000回命じたこともあったという。その新人は800回やって力尽きたんだって。凄い根性あるじゃんねー。でも、おれだったら、呼び出される前にそいつの家に行ってナシ付けて来るけどなー。
いつごろからパワハラって言葉ができたんだろう?おれが社会人デビューした1983年には少なくともそんな言葉はなかったけど、当時の証券界はパワハラとセクハラのオンパレードだったように思う。だから、未だにどんな組織に入ってもぜーんぜん負けない。プレッシャーとか意地悪はウェルカムだよ。当時は、どこの会社や組織でも当たり前にパワハラは存在したし、ひょっとしたらおれ自身がその発信源だったのかもしれないなーって思う。社内で血が出たとか、物が壊れたとかってゆーのは、日常茶飯事桂小金治だったもん。だから、今回の松戸市に対する損害賠償の請求には隔世の感があるよ。問題だったのは、11人の職員が処分されていることから解るよーに、組織とゆーか、集団で業務の一環として、弱い者いじめをやっちゃたことにあるんだろーと思う。やるんなら、1人でやるべきなんだよなー。徒党を組んだら、気が大きくなるって格好悪いよ、男として。ま、未だにそーゆーことをやってたってことには素直に驚くけど、実際問題として、いざ出陣のときのチームワークは最悪だろうな。イヤイヤ動く組織ほど、エネルギーロスダイアナロスが起きることを知らないのかねー?
連携がとれてなくって、手際が悪過ぎて、要領を得ない。その結果、消防員が訓練時のパフォーマンスを出せず、不完全燃焼に終わり、建物だけが完全燃焼しちゃったりしてねー!
ホント、迷惑するのは松戸市民だから、普段から仲良く訓練してちょーだいね。お願いしておくよ。

2009年7月1日水曜日

109.


渋谷の109は修学旅行生のメッカでもある。半蔵門線の渋谷駅までの定期券を買っている関係で目的も意味も無くなんとなく行ってしまうことが多い。駅の地下通路に109は直結してるので、まずはB2のソニープラザの裏側にあるトイレで大をすることが多い。何も買うものはないのだが、カリスマ店員とゆー女の子たちをチラ見したり、そのセールストークのキレを参考にしたりするのは愉しいものだ。48歳のオッサンが背広姿で営業カバンを持って109をウロウロするのは美観を損ねる訳で、店側もお客さんも迷惑だろうが、こちらとしては龍宮城気分なので、許したもれ!
傍から見てると解るのだが、店員チャンたちは、ただ待ちの営業をやってるんではなくて、グイグイ攻めの営業をやっているようだ。そのくせ、お客さんにぜーんぜん嫌がられていない様子が感じられるから不思議。ファーストコンタクトで人を見ながら喋ってるんだろうけど、この子たち、結婚して、子供産んで、離婚して、生命保険の営業やったらおれの10倍は売るんじゃないかなーって思う。凄いバイタリティーがあるし、自社商品にメチャクチャ自信持ってるもん。権限も際限なく与えられているようで、勝手に「今だけ、タイムセール、半額で大丈夫!」とかシャウトしてる。見事な攻撃だ。
109から出た私は、とぼとぼと歩き、ラーメン屋に入る。メシ食ってる場合じゃないんだけど、なー!