7月7日は年に1度の、牽牛と織姫のデートの日だ。メチャクチャ盛り上がるんだろうなー!
この2人の話は中国の古い民話が出典で、内容は何パターンかあるんだけど、概ね、次のようである。
昔、牽牛とゆー牛1頭と鍬1つしか持っていない貧乏な若者がいた。可愛そうに思った織姫が天から降りてきて、牽牛のいない間に、ご飯をつくり掃除をしてあげてこっそり帰っていったりするうちに懇意になり、結婚して2人の子供に恵まれたとゆー説と、牽牛の飼っていた牛が突然、北京語で「この先にある湖で、若い姉妹が2人、水浴びをしている。そのうちの1人とあなたは結婚するだろう」との示唆に従い、湖に赴き、出逢ってすぐにプロポーズしたってゆー説がある。後者では、2人ともすぐに意気投合して結婚生活に入り、牽牛は牛を追わなくなり、織姫は機織りをしなくなったという。朝から晩までエッチしてたのかもねー。それに怒った織姫の母親が二人の仲をズバーっと引き裂いた。その亀裂の跡が天の川だというんだって。それ以降2人は年に1回、7月7日にしか逢う事を許されなくなる。夫婦なのにね。これは切ない。女性は実利だから、離婚を考えなかったのかなーって思う。
でもね、夫婦って最初の10年間は魔法が解けないから凄く幸せで、15年目くらいから破綻の兆しが見え、20年目で盛り返すか、諦めの悟りを開くか、縁を切るかのどれかだと思うけど、この牽牛・織姫ペアは大きな力で364日を引き離されているだけで、だから余計に想いが募って、7月7日とゆーイベントに賭ける意気込みは尋常じゃないんじゃないかって気がする。この日に限っては2人の邪魔をしないよーに、電話やメールは控えたりして、そっとしておいてあげたい。
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