2009年8月17日月曜日

ビニール本。

ビニール本もしくはビニ本。回顧物だが、今はそーゆー言い方は死語になってしまっている。私が日大生だった30年前、神保町の芳賀書店で販売していたビニールに入った開封不可能な写真集を、当時そう呼んだ。具体的には女性の陰部を撮影して、その上を黒く塗りつぶすことでお上に許可されたスレスレのエロ本だった。そのころの神保町は、今の秋葉原のよーなオタクや変態が多数徘徊していた。学校から近かったものの、芳賀書店に行かないことがモテる男のステータスだったので、結局、1度も行かなかった。新宿や六本木のディスコに行くことで充分、発散できたもんねー。
ところで、今の動画。日本もここまで開放的になってしまい、あとは見せるものが何にもなくなってしまったよーに思う。結果として、良かったのか悪かったのかさっぱりわからないが、今は、あるべきものとして受け入れる他はなさそうだ。出演している女優さんたちも質的な向上が著しく、そこらへんのタレントよりは奇麗だが、これ、結構、整形手術とかしてるんだろーなー。ちょっと、ルックスやカタチが良すぎるもの…。
進化しすぎてしまう不自然さに懐疑的で、それ自体を楽しめなくなったとき、昔あったものに回帰するノスタルジーを感じてしまうことがままある。その1つが、ビニール本なのかもしれない。

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