2009年3月23日月曜日

宇宙一の口説き文句。

大磯の旧吉田邸が不審火で焼けた。麻生総理ゆかりのお屋敷だという。何年か前に山形県にある加藤紘一元幹事長の自宅も火を付けられた。悲しいことだよ。これ見よがしの私有財産である所ジョージの世田谷ベースが燃えるならまだしも、文化遺産として公に開放してる建物は残すべきだよ。
話は変わって、最近読んだ本の中に、感心したテクニックがあったので紹介しておくと、クレオパトラがカエサルとかアントニウスなどの超大物を部屋に泊めるとき、部屋一面をバラの花で埋め尽くして迎えたという。絶世の美女にノリノリでそんなことされたらおれだったら泣いてしまうよ。でも、こーゆー秘め事には段取りというか準備は必要で、相手をリスペクトしてるからこーゆーことができるんだと思う。
相手のことが好きで、自分を受け容れてもらいたいとき、どういうことをすればいいのか?何にもしないで、そこにいて、ただ笑ってるだけ。しかし、相手には充分伝わってるってゆー状態が本当は一番良いのだろうけど…。なかなか難しいな。かっこいい決め台詞を、♪男ならー(佐野史郎風にお願いします)、ぜひぜひ準備しておきたい。プロポーズの言葉かどうかは知らないけれど、これは凄いってゆー口説き文句を今から紹介するので、メモのご用意を。これは建築家の黒川紀章が女優・若尾文子に贈った言葉。
「あなたはバロックだ」。何だかわからない。パドックでもない(中央競馬か?)、バロック。無限の広がりが感じられるよ。こーゆー決め台詞をさらりと言える中年の紳士になりたいと、心から思う。

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