個人消費が落ち込んでいるのは、ズバリ、核家族化が浸透しちゃったことの弊害が出てるんだと思う。若者が18歳になって、実家を出て1人暮らしを始めるとする。家に居たら、家賃、電気代、水道代、ガス代、電話代、ネットの業者への支払い、新聞代、駐車場代なんかは必要なかったのに、自活すると、まずもって余計なお金がかかるから厄介だ。なのに彼らは自由を求めて家を出る。それなりに諸経費がかかり、現実に直面しつつ、それらを除いた可処分所得の大小で消費に回せる資金の量が決まってしまうとゆー実態。うーん、実際、キャッシュリッチな一部の若者にとっては、どーってことのない自由のコストなんだろうけど、プアな若年層にとって、基本、生活を維持していく程度が精一杯なんじゃないかって思うよ。月々お金を残していける連中は良いとして、スレスレかマイナスを余儀なくされる若者って少なくないんじゃないかって想像してるけど、どうなのかな?
東京に拘ってプチ瀟洒な暮らしを維持していくよりも、実家に帰って、親の面倒でも看ながら地元で職を得て、地道に働くってのが、案外、よかったりしてねー。核家族化が産み落としたキャピタルロスを考えると、非効率的かつ生産性の低いそれぞれのケースにおけるミスリードを指摘せざるを得ない。
もう一度、時計の針を反転させて、大家族時代に戻り、アフリカ人みたいに生きていくことが可能なら、実質的可処分所得の増えた若者たちに、心の余裕が訪れた結果、婚姻が増えたり、それに伴って人口が増加したりするので、国力は間違いなく強くなるんじゃないのかなーって、そんなことを考えてみたよ。大都市集中型の核家族化はもうやめにして、中堅都市型の大家族化を国是として、推進してみたらどうかなー。ネットの定着で、大都市と地方都市の実質的な格差は、もうないんだとから、東京に居座る必然性ってのはゼロだよ。
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