
「あっちだよ」と指差すおれ…。ん?子供が立ち去ったあと、5秒ぐらいして想い出した。悪夢のあの1日を…。某証券会社(リーマンブラザーズじゃないよ)の本店営業部法人営業課に在籍していたころの話だ。どーゆー経緯で入部したのか全く思い出せないんだけれど、33歳のとき、会社のバレーボール部に入っちゃったぞっ。男子は証券業協会のベスト4にも入れないレベルだったんだけど、女子は複数回優勝してた。名門、中村高校OGが3人いたからなんだけど、まあ、訳も解らず入っちゃったんだよなー、これが。
ある夏の日、土日を利用してここ水元公園青年自然の家でバレーボール部合宿があった。男女合同でやるってゆーので、男子(特におれ)は鼻の下伸ばして参加したわけだ。19才~21才ぐらいまでの女の子たちと土曜は一緒にメシつくって酒飲んで、キャッキャと騒いで楽しかった。で、例によってチャンポンしちゃって翌日は吐きそうな状態。でも、なんとかなると甘く考えてたのが大間違いで。気がついたときには遅かった。日曜の朝、「さーっ」、練習が始まりました。なんだか、雰囲気が違うぞ。みんなピリピリしてるよ変だ。女の子たちは中学・高校とバレーのエリート街道を歩いてきてる訳で、こと練習になると目の色が変わる。ストレッチから始まって、トス、サーブの練習に関してはなんとか対応はできたんだけど…。レシーブ、ブロックに移行すると全然ついていけない。一歩も動けなかったり、基本動作が全く駄目。罵声を浴びせられ、帰っていいよと言われてしまう結末。ゲロは吐かなかったものの、彼女らがSMの女王に見え、殺意さえ感じたなぁ。だっておれ、バレーボールの才能、ぜーんぜんないんだもーん。
その後、彼女たちが数ヶ月間、口を利いてくれなかったことは言うまでもない。♪チャンチャン♪
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