会社の健康保険証は、ガンガン使いたいと思っている。20代、30代は全く使わなかったんじゃないかなぁー。40代になって気付いたんだけど、お金の負担だけしてて利用しないのは損なんじゃないかとゆー結論に達した。ところが、病気しないんだなー。風邪ひいて医者行った経験が多分1回しかない。おれって基本、馬鹿なんだと思う。
なので、知恵を絞ってお医者さんに行く工夫をしてるのよ。たとえば歯医者。歯が痛いってゆーことはまずないので、歯垢の除去に年4回ぐらい行く。あとは腰が痛いときに行く接骨院。健康保険扱いになるってことを知ったのが最近なので、ビシビシ使いたいね。あと、目が悪いけど…。視力は0.3か0.4ぐらいなんだけど、車も運転しないし、日常生活に不便は無く、診療してもらいようがないんだなー。
で、春、夏と暖かくなってくると革靴のなかの足がムレる。ちょっと痒いなーと思ったら、予防の意味で水虫の軟膏をもらいに、四谷三丁目駅近くの左門町皮膚科に行く。ここは四谷メディカルモールって言って、信濃町の慶應大学医学部に近い関係でそこのOBの先生ばかりだ。
私の担当医は慶應大学医学部名誉教授でもある西川武二先生だ。68歳。最近は気安く雑談に応じてくれるようになった(若い勤務医の先生、紹介してねー保険)。診療は、まず靴下を脱ぎ片足ずつ足を台の上に乗せ、名誉教授がピンセットでおれの足の裏の皮を取ってくれる。それを顕微鏡で診て、講評してくれるのだ。ありがたいとゆーか、名医がマンツーマンで診てくれるので、もの凄い納得感があるんだなー、これが。日本橋高島屋の横で700円払って、靴磨きしてもらうのも多少の優越感があって悪くはないけど、この診療中のシチュエーション。将軍様になったよーな気がして、なんだか嬉しくなってくる。帰りに、軟膏をもらって、2回か3回塗るとカラカラに治ってしまうんだけど、このラグジュアリーな時間が好きである。ここにはあと10年は、通い続けたい。
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