2009年4月29日水曜日

生海苔そばと猫マンマ。

今までに一番おいしかった食べ物って何なんだろう?大阪全日空ホテルのローズルームで食べた横田知義シェフの手によるイトヨリだったかもしれないし、今は無き仙台国分町の秋山修親方の握ったイカの印籠詰めも涎タラタラだった。祇園の西村元秀さんの和食はトータルバランスがサイコーで無茶苦茶印象が良いし、三田のコート・ドールの斉須政雄シェフの重厚な料理はツボをしっかりと抑えてて文句のつけようがない。今は長崎のハウステンボスにいる上柿元勝シェフのホロホロ鳥なんかはサプライズを極めた味だった。銀座の鮨水谷の玉子焼きはメレンゲのようで素晴らしいし、都寿司橘町店の杉田親方のカスゴの握りは完成されたメニューであると思う。例を挙げれば枚挙にいとまがないんだなー。でもね、今、毎日でも食べたいメニューがあるよ。日本橋オフィスから徒歩10秒の「そばよし」。基本、立ち食いなんだけどお昼のピーク以外なら坐って食べられるよ。鰹節問屋が経営してるので、だしがおいしい。加えて今は季節限定、東京湾で採れたばっかりの生海苔が乗っかった熱い蕎麦がチョーお奨め。370円。それに並ライス140円をつける。それだけでもおいしーんだけど、ごはんの上に勝手にトッピングしましょうね。まず、葱を大胆に乗せ、その脇に福神漬と紅生姜を少々。仕上げはこの店特有の粉鰹節。これは周りを気にせずガンガン振りかけて下さい。お好みで醤油をサッと落として出来上がり。ほんとに美味しいので癖になっても知らないからね。「そばよし」は中央区日本橋本町1-1-7でーす。

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