2010年2月25日木曜日

日本酒。

雑誌で日本酒の特集記事が花盛りだ。24日の水曜日。有楽町の本屋で立ち読みしていた。給料日前だが札入れには8000円が入っており、悩むところだ。今日のうちに定期券を買ってしまうか、日本酒を飲みに行くか。二者択一。うーん。
浅田真央がバンクーバーで頑張っている。激励の意味でも、今日は飲みに行くしかない。行かねばならんのだ。結果、銀座3丁目の「酒の穴」とゆー店に行った。日本酒に詳しい店員はそれなりにいて、会話が弾んだ。バブルの遺産として、私は日本酒に関する造詣が深い(いやらしい言い方だね)。なので結構、全国新酒鑑評会における減点主義の功罪など専門的な話になり、調子に乗ってグイグイ飲んでしまった。今宵の酒は群馬の「群馬泉」と大阪の「秋鹿」にしたが、静岡の「英君」は置いてないのだという。宮城の「一之倉」や「浦霞」、北海道の「男山」、高知の「酔鯨」、熊本の「香露」、静岡の「開運」なんかは無視して、「秋鹿」を中心に飲んだ。旨いじゃないか。大阪の北部、兵庫県の丹波笹山にほど近い能勢に「秋鹿」の酒蔵はあって、やはり兵庫の山田錦を地元で植えて丁寧に育て、しっかり磨いて造っているなーってゆー感じ。ややフルーティー過ぎるってゆー点を除いては流石と言わざるを得ない水準の酒だ。
最近は静岡の「磯自慢」なんかも、味の嗜好性を変えてきていたりして、同じ銘柄であっても日本酒の場合、酒蔵の姿勢、杜氏の趣味・嗜好によって味は目まぐるしく変化する傾向が強い。
たまにしか飲まない日本酒ではあるが、ちょっとブランクを空けたらさっぱりわからなくなるのが日本酒の世界だ。たまーに覗いて見るにはいいかもしれないなー。そーゆー点で、フィギュアスケートに似てるヨナ、キムヨナ。

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