2010年2月27日土曜日
2010年度一般会計。
一般と特別とゆー、ダブルスタンダードはどこにでもあるけど、国のやつはとくに判りにくい。一般が母屋で特別が離れか?旅館でも本館よりも離れのほーが料金は高い。今年の一般会計は92兆円。去年のパターンを踏襲すると特別会計って、重複分を除いたら170兆円から180兆円の間なのかなー?よくわかんない。でもそのうちの80兆円から90兆円ぐらいは国債費とゆー名の借入金の返済に回るお金でしょ?変な国だ。個人商店なら潰れてるわ。今はシラフなので、ちょっと知識系のことも書いてみようか。今、食ってるクッキーとカフェオレおいしいしなー。
では、21ある特別会計を羅列してみるよ。みんなが恩恵を受けてるものも、かなりあるな。
バラバラに書くけどゴメンネ。自動車安全特別会計。特許特別会計。食料安全供給特別会計。国立高度専門医療センター特別会計。特定固有財産整備特別会計。登記特別会計。社会資本整備特別会計(この中に道路整備特別会計と空港整備特別会計が隠れてるのよ)。漁船再保険及び漁業共済保険特別会計。森林保険特別会計。貿易再保険特別会計。外国為替資金特別会計。財政投融資特別会計。交付税及び譲与税配布金特別会計。国債整備基金特別会計。エネルギー対策特別会計。農業共済再保険特別会計。年金特別会計。船員保険特別会計。労働保険特別会計。地震再保険特別会計。国有林野事業特別会計。こんなにいっぱいあったら、お金がいくらあっても足りなくなる。為替の介入なんてやめりゃーいいのに。今日なんか88円のドル円だけど、間違っても円売ってドル買わないよーにね!アメリカの思うツボだからねー。中国みたいに機敏にやらないと。
何の話だっけ?クッキーとカフェオレの250円で充分、幸せな気分に浸れるから特別会計なんてどうでもよくなってきたな。
なわけで、本題の一般会計2010年って話に入るわ。抜本的な骨太の改革をやるのなら、緊縮財政しかない筈なのに92兆円なんて、聞いてないよーの世界だな。このままじゃ100兆円を超えちゃうじゃないの!おれがホントのジジイになるころには医療費10割負担が当たり前になるよ。マズいってこれは。92兆円って、実感が湧かないみんなのために、かなり解りやい例話を使ってみるよ。間違ってたら許してチョー。
でね、どこでもやってるストーリーを使うよ。92兆円って多過ぎるんで、92万円にしておくね。
1ヶ月の支出が92万円のバカボン家があったとするよ。バカボンのパパは植木職人としての収入が月に37万円(税収)あって、長男のバカボンは毎朝牛乳を配るアルバイトをしていて月に11万円(税外収入)を家に入れる。いつも道端で掃除をしているレレレのおじさんが毎月44万円(国債)をバカボン家に笑いながら持ってくる。これで92万円。歳入だな。
次は出ていくほうのお金の内訳。ママは更年期障害からくる、うつ病で入院していて月27万円(社会保障費)必要。築35年のバカボン家は、今月は水回りの工事費用に6万円(公共事業)支払う。次男のハジメちゃんは天才なので西日暮里の開成中学受験のために塾通いをしていて、その月謝が6万円(文教・科学)。治安の悪化に伴い、近所の交番にいる、すぐにピストルを乱射するお巡りさんに月5万円(防衛)手渡す。使途不明金が10万円(その他)。地方に住む痴呆のお母さんへの毎月の仕送りが17万円(地方交付税交付金)。笑いながらお金を持ってきてくれるレレレのおじさんに対する訳の解らないお礼として21万円(国債費)。合計で92万円。これが歳出。てな感じじゃーないのかな、一般会計って。今はレレレのおじさんがバカボン家を助けてくれているけど、彼が死んじゃった後はどうするんだろう?マジ、ヤバくないか?
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