2010年4月15日木曜日

代打・川藤。

写真右の背番号4番が川藤幸三選手です。昨日の巨人阪神戦の解説のお仕事、ご苦労様でした。彼は、福井県立若狭高校から阪神タイガースにドラフト9位で入団し、現役最後の年は年俸600万円でプレーした代打の切り札でした。とはいえ、私には、3球3振の多いお笑い系の選手であったよーな記憶しかないんだけどねー。
この川藤さん、自己破産した関係で日テレでの仕事がなくなった掛布さんの穴を充分に埋める解説ぶりが好評だ。元プロなのに技術的なコメントが殆んど無く、実況のアナウンサーの、「今のプレーは?」に対する答えが「執念ですね」とか「根性ですわ」なので、テレビの前の人に解説者の存在を全く感じさせないとゆー、新しいタイプの解説者なんだわ。この日のコメントには無かったものの、スペシャルなトークを私が覚えているので、ご披露すると、「いやー、このワンプレーで流れが360度、変わりましたっ!」というもの。これは深い。本人は180度の2倍、展開が変わるぐらいのビッグプレーだってことを言いたかったんだろうけど、それじゃあ、1周、回っちゃうので、もとの位置に戻っちゃうじゃんねー。
ま、テレビもプロ野球中継も観ない私だけれど、久し振りにこの名調子を愉しませてもらった。ありがとうございました。

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