自分自身を登山関係者だと思っている割に、ネパール人との接点は少ない。ネパールは人口2900万人強の小国であるし、日本の物価高が彼らをして日本から遠ざけているとゆーのが本当のところだろう。文盲率が50パーセント以上、失業率が40パーセント以上、平均寿命が60.9歳の国なので、やっぱあまり恵まれてないんだなー。
ところで、1人だけ3ヶ月か半年に1回、会って話せるネパール人が私にはいて、その名はリザール君という。年齢は30歳ぐらいで、カトマンズ大学卒、実家は裕福だという。亀戸に住んでいる。
その彼は、昨年の秋から冬にかけて鼻血が止まらず、最終的には順天堂大学病院で手術をし、現在も経過観察中なんだという。資産家のボンボンなのでお金の面では治療費とか手術代の工面はできたらしいけど、法外な金がかかったらしい。なんで彼の鼻から血が出るのだろう?
本人と喋ったときに、彼に言ってみたことが、当たらずとも遠からずだと思うので、書いてみる。カトマンズは標高1400mかそれ以上なので、標高100mに満たない東京と較べて、まずもって気圧が低い。なので、高地仕様の彼の鼻の奥の血管が何らかの変化を起こし、ぴゅーっと血が出るのだと指摘をすると、彼は「はい」と言って頷いた。エッチなことばかり考えていて、鼻血が出るとゆーことは、彼の場合は無さそうな気がする。
私の場合は、前に、北アルプスからあずさ2号で(これは嘘)リュックを背負って帰ってきて、新宿で降りた瞬間、プラットホームで鼻血ブーってなったことがあった。歌舞伎町のネオンに心が反応してしまったんだと思う。
リザール君の英語力と私のそれは同じくらいなので、会話してると教科書的な会話になってしまうのが可笑しい。彼は現在、自動車免許を取得中なのだそうだが、縦列駐車の検定時に、鼻血でシートを汚さないよーにして欲しい。教官の心証を害するとスタンプを押してもらえないだろうから、ねー。
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