今日はアリコに入ってジャスト7年目の記念すべき日で密かに喜んでたんだけどー、ちょうど6年前の今日、清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったペリカン万年筆スーベーレンM600の柄の部分が、何故か外れてしまった。不吉じゃんか。早速、神田神保町の金ペン堂に持って行ったら修理が必要と言われ、置いてきちゃった。45日後に手渡しで、コストは7500円だってー。しょーがないなー。ドイツの筆記用具が大好きで、鉛筆のステッドラーとか、ボールペンのファーバーカステルとかを使ってて、どれも気に入ってるけど、まさか、ペリカンが真っ二つになるなんて思いもよらなかったよぅ。内ポケットに忍ばせて通勤電車の混雑に付き合せて丸6年。苦労をかけたねえ。書斎用に大事に使ってあげれば良かったものを。書斎用にはボールペンだけど、スイスのカランダッシュとアメリカのシェーファーを併用してるけどね。
今から30年前、金ペン堂の先代のオヤジからシェーファーの万年筆を初めて買って、ラブレターばっかり書いてたことを思い出すよ。当時はEメールもケータイもなかったので、マメに切手を貼って、便箋に万年筆でいろいろ書いてたな。ペン先の調整が世界一って言われてたけど、本当に書き味がいいので定価で買っても凄く得した気分になってしまうのよ。懐かしいエピソードを1つ。実は、当時のシェーファー万年筆、質流れしてしまって今はもうないけど、銀色のやつだったのよ。
「せっかく、金ぺン堂なんだから金色のやつが欲しい」と19歳のおれ。
「学生に金は贅沢だ、銀のにしなさい」とオヤジ。結局、押し切られてジョボーンと金を出した記憶があるよ。時代を反映してるね、この問答。
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