2009年6月25日木曜日

プチ出家入門。

曹洞宗の論客、中野東禅さんの「プチ出家入門」を人形町の図書館で借りてきた。この本は「捨ててしまう」ことの意義について実例をあげてわかりやすく解説している。成功への執着を捨てる。面子・自尊心を捨てる。長生きしようを捨てる。配偶者や家族への甘えを捨てる。若さへの執着を捨てる等々…。現代人はいろんなものを抱えすぎて身動きがとれなくなっている人が多く、もっと身軽にシンプルに生きましょうよとゆー提言をしている。思うに、今、書斎でこうしてパソコンのキーを叩いてるんだけど、確かに、不必要な書類やメモなどの紙類は多いなと思う。捨てるとそこにスペースができるから、すっきりした気分にもなるしなあ。よーし、何から捨てよう。営業成績の推移、古いカレンダー、箱、固定資産税の納付書、使用済みティッシュペーパー、外れた宝くじ…。オッケー、全部捨てる。
成功への執着も捨てよう。てゆうか、これ、最初からあまりなかったなー。面子・自尊心、これはチッチャイながらも持ってたほうがいいぞ。長生き。あと、40回以上は桜を見たいしー、90歳ぐらいまでは本を読んだり酒を飲んだりしたいじゃない?長生きは意地でもするぞ。配偶者や家族?心配無用。最初から甘えさせてくれないもんね、おれの場合は。この部分は確実に捨ててる。若さへの執着。うーん、顔のシミはとりたいなぁー。汚らしいもん。佐伯チズさんに相談しよう。
以上を総合的な角度から検討した結果、捨てることで可能になるプチ出家さえも、おれにはできないってゆーことがわかったよ。チャンチャン。でもね、月に1回の柴又・萬福寺さんの坐禅会には5年ほど通ってて、少しは成長したと自分では思ってるんだけど、どうでしょうか?

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