2010年3月22日月曜日

ハイチ大地震、その後。


金持ってんだろーなーアグネス・チャン。ソマリアだかソマリランドから戻って、ちゃっかり武道館でコンサートやっちゃってる。8000人来たらしいけど、ロートルな54歳の歌手が歌だけで8000人を集めたとは考えにくい。話題性ってゆーか、プロデュース能力は電通並みにあるねぃ。今度はハイチに行って、帰ったら東京ドームでコンサートをやったらいーじゃんねぇ?遺書ばっかり書いてるらしいけど、その都度、遺産を計算し直してたりしてねー。数字に強そうだ。
ところで、岡田外務大臣は実際に、ハイチに6時間滞在したのだから立派なもんだ。飛行機で片道12時間以上かけて滞在が6時間ってゆーのも、なんだか不仲の親戚の葬儀に行くよーな短さでお粗末だけど…。岡田さんはイオングループの次男だから、1日1ドルで暮らす人たちが人口の過半数を占めるハイチの窮状が地獄に見えたんじゃないかな。それにしても、これからハイチは雨季に入るので、衛生状態、略奪、治安の乱れなど問題は、さらに深刻化するのが必定だ。現実に、支援物資の内、着るものはゴミと化し、食べ物は腐るくらいにダブついているらしい。衣服も食料も一度に沢山の量を必要とはしないからだ。需要と供給のバランスがピッタリとした靴のサイズのよーに合うことが少ないのは、いつも同じだ。
一方、明るい話題もないことはない。かつての宗主国フランスはサルコジの顔みたく冷淡なものの、陸続きのドミニカや関係の深いブラジルが恒久的な支援を表明している。今、ハイチに必要なのは治安維持のためのフォースと医療施設の拡大のほうであるらしい。日本も無価値の国債を乱発し、そこから発生した円を無造作かつ無条件に円借款と称して輸出して、幸せな気分に浸っている。今は円がブランドで、流通してるからいいようなものの、これ、来月から使えませんよって、世界から言われちゃったらどーするんだろーか?
円そのものや、国債、政府保証債に対するリスクって、国民は考えてないよーだけど、ここ数年で劇的な変化がドル・円において起こることを、肝に銘じ、準備しておく必要はあると思うよ。だから円は、今、そんなに沢山、持ってなくていいんじゃないの?ゴールドは欲しいけどね。

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