2010年3月28日日曜日

ミッフィーちゃんと彦ニャン。



今、通っているオフィスに変なオバサンがいて、ミッフィーちゃんの絵の書いてある黄色いバッグを持ち、白いゴムのサンダルを履いて歩いている。キモい。キモ過ぎる。その割りに契約はしっかり取ってくる。空気を読まずに突進できるタイプだからだ。でもね、生理的に嫌い。なので私は、猫のキャラクター、ミッフィーちゃんのことをイッツ・オートマチックに嫌いになってしまった。写真はジャイアント馬場の32文ロケット砲みたく鮮やかにドロップキックを決めるミッフィーちゃんの雄姿である。その右側に控えめに写っているのが滋賀県彦根市のキャラクター、彦ニャンである。
日本全国、津々浦々で、キャタピラー、失礼、キャラクターが花盛りである。奈良の、せんと君とか、千葉のチーバ君など…。しっかりお金をかけて計画的につくったキャラクターから、殆んど思いつきってゆーか、シャレから生まれたものとか、本当に玉石混交の感がある。
そんな中、この彦根城を守る彦ニャンの、キャラクターとしての完成度は抜きん出ていると思うのだ。とはゆーものの、ミッフィーちゃんと彦ニャン、よーく観察してみるとそれぞれのパーツは極めて似ている。白を基調とした顔に黒目。表情は控えめだ。違いは彦ニャンのカブリモノ、兜ぐらいのものかもしれない。ミッフィーちゃんはウサギ、彦ニャンは猫。これも似たり寄ったりだ。どっちがスグレモノってゆーよりは、ミッフィーちゃんを好きな前述のオバサンのことを、私が嫌いとゆーだけで、これほどに嗜好が変化してしまうことの不思議さに着目すべきかもなぁ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってだけの話だな、これは。

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