2010年5月6日木曜日

暴落。

GW明けの東京マーケットは売り先行になるんだと思う。ギリシャ、ポルトガル、スペインって負の連鎖が表面化しそうだしー、アイスランドって対外的には影響無さそうだけど、ユーロのビジジネスモデルを象徴してるよーな気もするので、トータル的にユーロ圏の曇り空に、素直な東京マーケットはキッチリ、下に反応するのだろう。証券関係者には頭の痛い木曜日と金曜日になりそうだ。
ユーロ発の暴落は、いつ来るのかと思っていたけど、上海万博の期間中にスタートするとは想定外だったなあ。暴落で儲ける連中もいるだろうから、相場は魑魅魍魎が跋扈する、おぞましい世界だってことを一般投資家が再認識する5月になりそうだなぁ。
相場とは関係ない人たちは、気候もよくなってきたし、ほのぼのとした5月を楽しめるんじゃないの?そういえば花粉症の人にも朗報が。花粉の終結宣言(?)が出たらしいから。
いつの日にも、相場の下降局面って、資産家泣かせの現象が顕在化するけど、実際のところ資産家は案外と、本業に回帰したり、新しいビジネスモデルを編み出したりすることにより、早い時期に立ち直ってしまう。しかしながら、そうではない個人、法人は沈んだまま二度と浮かび上がってはこれないぐらいの打撃を受ける。下げ相場では、一番力の無い投資家が、一番下手糞な手を打つ。History repeat itself.
そーゆー面で、今年後半は間違いなく、波乱の展開になるんだろうって思う。今はマーケットから離れている私ではあるが、なんとなく予想できることは、オーバーファイナンスから生じるペーパーマネーに対する市場の不信任と、それに乗じた金価格の上昇だろうね。
ま、当面は質素倹約で、いいんじゃないのかなぁ。

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