出鱈目な私の、トランペットの先生は班目加奈女史である。彼女はクラシック系の演奏者で、音には張りと艶がある。至近距離で生音を聴いているのでよーく判る。
アクチュアリー、プロの先生から教えを請うのは約2年ぶりで、前の先生は国立音大OBの銘苅盛通氏。沖縄出身のファンキーな先生だった。彼はジャズ系の奏者で、山野楽器の23区内の地域をメインで教えていて生徒数が70名ぐらいいるので、重点的な指導が受けられなかったけど、彼からはピッチの低くなりがちな私の欠点を指摘された記憶があるよ。
で、班目先生からは再度、基礎の基礎から学んでいる。特に舌の位置とゆーか置場所の確認と徹底、アパチャー、アンブッシャー、バズイング、ポスチャーなどの矯正、音の出だしとお尻のカタチ、吹く瞬間に顎が動いてしまう私の癖の修正等々。学芸大から東京芸大の院で学んだ先生なので、多分、凄い努力家なんだと思う。才能のない私をどれくらいスキルアップできるかが、彼女に課された無理難題だけど、ゆっくりと確実にレベルを上げていければいいと思う。ハイドンのトランペット協奏曲とリー・モーガンのI remember Cliffordがゴールとなるだろう。
少し、楽しみが増えた気がするよ。
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