2009年5月5日火曜日

掛布さんとクライスラー。


往年のマンガ「巨人の星」にも出てるって驚異的なことなんだけど、それほどに掛布さんの現役時代は偉大だった。バース、掛布、岡田のクリーンナップに加え、1番の真弓の出塁率がいいもんだから、そりゃー優勝ぐらいするって。解説者になってからの掛布さんは四番がゲームをつくるってゆー持論を展開しつつも、内容はチンプンカンプンだったよーに思う。同じ阪神OBの川藤さんとのW解説では更に噛み合ってなかったしー、まずもって、喋りが難解過ぎてつまんなかったもんねー。
そのくせ事業欲は旺盛で、自身が経営する神戸の「フィールド31」ってゆースニーカーの巨大ショップに行ったことがあるけど、一目見て、家賃が高すぎて利益が出ないんじゃないかなーって思ったよ。アウト。やっぱ無理だったよなー。掛布さん、週刊誌では自己破産したとかしないとか、ボロボロの状態らしい。うーん、過去の栄光と現実とのギャップに負けたんだなー。やり方を終始変えなかったとゆー、頑なさと大雑把さが共存してるよね。なんだか、破産法を申請した自動車大手のクライスラーに似てないかな ぁ。
ビッグスリーの一角、クライスラー。フィアットに資本が移って、ブランド自体は残るんだろうけど、あんな燃費の悪い、小回りの効かない車ばっか造ってたんじゃ、売れないっちゅーの。たとえば、京都でクライスラー買う人って、1人もいないんじゃないのかなー。細い道、走れるわけない。
相手に合わせる。状況を見極める。意見を拝聴する。
すごく当たり前で、大事なことなんだけど、出来てるかなー? 自分の胸に手をあてて、考えてしまうよ。

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