地下鉄のホームを歩いてて、売店の裏のスペースを見た。映画の広告。「60歳のラブレター」。その推薦文をタレントさんが書いてるんだけど、こーゆー類の短い文章を目にして、いつも決まってがっかりする。中学生程度の感想文なんだなー。知性が抜け落ちてたり、感性が足りてなかったりするケースが殆どなんだよ。でも、女優の加賀まり子さんのコメントの中に「幸せを掴み取る握力」のくだりがあり、これいいねーってことで、早速、ケータイのテンプレートに打ち込んじゃった。こーゆーことを書いてもらえると、どうやったら握力がつくかとか、それを測る握力計はどこのメーカーのがいいのかとか、いろいろ考えるじゃない。夢が広がってくとは言わないまでも、言葉に、寺山修司的展開力があるじゃんねー。
握力それ自体がなかったとして、ここ一発のグリップ力に欠けてても、もし、毎日毎日、幸せを掴もうとトライしつづけているなら、そーゆー姿を見て誰か意外な人が助けてくれるかもしれない。藁をも掴むってゆーけど、童話の「わらしべ長者」だって、そこからスタートしてるわけだし、何かを得ようとして動き回ることこそ大切なんだなって思う。シブガキ隊は「ジタバタするなよ、世紀末が来るぜ」って歌ってたけど、世紀末も過ぎたので、今こそジタバタしないといけない。ジタバタしてるうちに、「幸せを掴み取る握力」がつくよーな、気がしてきたぞー。おーし、あしたってゆーより、もう今日だけど、朝、起きたらフレッシュな気持ちで、常磐線に乗って、江戸川を越えたらテンション上がるよ。仕事に精を出そう。アポイントは3件あるしねー。
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