昼に南青山の大坊珈琲店に行った。常連扱いされてるので気分はいいわ。でも、大坊勝次さんはお客さんを区別してないので、お客さん1人1人にアイコンタクトしてるのよ。奥さんも品があっていい。2人とも岩手県の出身なので、この2人のオーラが南青山・表参道の華やぎを静謐さとゆーオブラートでラップしてしまうんだと勝手に解釈してるよ。R246に面した2階。窓を開けた状態の雨の日の昼下がりは特に好きだ。カウンターの巨木の一枚板が暴れて、かなり大胆によれていて納得がいかない人もいるだろうけど、岡本太郎の作品と同じテイストを感じてしまうのは私だけだろうか?その下で申し訳なさそうに、神戸の家具店に特注した木の椅子がそれぞれにおとなしく佇んでいる。
彼の入れる珈琲には力と主張がある。豆をギリギリまで手作業で焙煎して、リスクの高いやりかたを続けている。失敗はしないんだろうが、火を通し過ぎると主婦がお魚焦がしちゃったのと同じ結果になるわけだから…。ブレンドのレシピを教えてもらったことがある。詳細はここには書かないけれど、豆を4つのグループに分け、その4つを更に2種類に分ける。たとえば、4つのうちの1つがモカだったとしたら、イエメンモカとエチオピアモカの2つを使うとゆーふうに。
彼の入れる珈琲には力と主張がある。豆をギリギリまで手作業で焙煎して、リスクの高いやりかたを続けている。失敗はしないんだろうが、火を通し過ぎると主婦がお魚焦がしちゃったのと同じ結果になるわけだから…。ブレンドのレシピを教えてもらったことがある。詳細はここには書かないけれど、豆を4つのグループに分け、その4つを更に2種類に分ける。たとえば、4つのうちの1つがモカだったとしたら、イエメンモカとエチオピアモカの2つを使うとゆーふうに。
飲み方。珈琲を立てるまでの一連の動作を見て愉しむこと。出来上がった珈琲をお客さんに出すとき、彼は必ずこちらの目を見て出すので、目をそらさない事。「結構なお手前で」と言う必要はない。で、出てきた珈琲をまず鼻に近づけて、犬になったつもりでクンクン嗅ぐこと。香りを愉しむ。兎に角、何回も嗅ぐこと。この段階で他店との違いを明確に感じてちょーだいね。次に、口に含んで舌の上で各人の味覚で苦味、酸味、コク、甘みを蜘蛛の巣グラフみたいにイメージしてくれればもうOKなんだけどね。そこからはオープンコースで自由に走ってもらって、飲み終えた後、豆のフレッシュさとスッッキリ感を脳で反芻できたら完全に元は取れてるよ。おれ的にはここがランキング1位。因みに第2位は南千住の「バッハ珈琲」だよ。
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