2009年5月16日土曜日

山スキー。


旭川から1通の封書が届いた。加入している倶楽部イコトンテとゆー、山岳会のメンバーによる山行報告書が中に入っていた。これ、結構、楽しみにしているのよ。
代表は加藤浩二さん。私の山の師匠だ。
今日は、そんなわけで、生まれて初めて山スキーに行ったときの事を書くよ。ビギナーズラックなんて、500%ないからねー。まず、山スキーを貰い、ビンディングは自分で買って、スキー板の裏に付けるシールは借りて、デビューしたのは十勝連峰の三段山か、大雪山の旭岳のどちらかだったと思う。
当日は、全くの初心者のため、スキー板に付いたビンディングに冬用プラブーツをハメるだけのために5分を要し、他のメンバーの顔を曇らせた記憶があるよ。で、写真左のように登って行く。スキー板の裏に、シールという逆目の毛がついた抵抗体をつけると、なんと不思議なことに新雪の上を歩いて登って行けるのだ。なんとゆー快感。別世界だなーこれは、と思って緊張のなかにも油断があったな、上りには…。
下りはこのシールを外して普通の状態で滑って降りて行ければいいんだけどー、私にとっては、これが実に大変なことだった。圧雪してるスキー場のゲレンデならまだしも、新雪の、冬の、北海道の、高山から初心者が滑り降りるとゆー行為は、はっきり言って自殺行為なんだなー。当時は、スキー板の先を上下にコントロールできなかったので、下半身が新雪に潜ってしまって動けなくなったり、前のめりに転倒して、起き上がれなかったりで、絶叫して、パーティーの面々に何回も新雪から助け出してもらい、滑り終えた時には半分死んでいた。帰り、温泉に入って、体重計に乗ったら、5kg減ってたもんね。
ダイエットしたい人には、強烈にお奨めするけど、場合によっては本当に死ぬよ!

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