2013年1月3日木曜日

中期2ヶ年計画。

写真はボルドーのガロンヌ川なんだけどー、先日、上野でメディ君(パリ出身・イスラム教)と会って喋った際、私が年末にボルドーの赤ワインを飲もうと思って赤坂に買いに行った時、余りにもプライスが高過ぎて買う気になれず、結局、手ぶらで帰った旨を伝えると、彼はこう言った。英語でのやりとり。
「そりゃそうだよ。おれたちだって、葡萄汁に3万円とか5万円のお金を使いたいなんて思っちゃいないさ。ムスリムは基本、飲酒しないんだけどね~。最初、日本人が有名なシャトーのワインを根こそぎ買い占めたことがあって需給関係がタイトになっちゃった訳よ。1990年からの10年間は特にそんな感じだった。そしてそれは2000年になっても続いたんだよ。でさぁ~、ここ3年とか5年は、中国人が赤ワインを飲み始めた。中国人は元々赤い色が好きだし。これからずっと飲み続けるんじゃーないかなぁ」と彼。
「ホントだね。赤坂に四方って有名な酒屋があって、そこの地下のワインセラーにワインに滅法詳しいオヤジがいるんだけどー、中国ってワイロが横行してるじゃない? なので現地の商人たちがボルドーの1級を金に糸目をつけず買い付けて、役人とか警察に渡しちゃうらしいってことを聞いたしー。あと、高層ビルラッシュで上海とか重慶とかでテナントに入ったレストランって、ちゃんとしたところはワインリストをつくるじゃないか、そしたら同じ銘柄でもビンテージを揃えたりするから、主だったワインは売れようが売れまいが、そのレストランのワインセラーにストックされるって寸法よ。なので、全体に値上がりするし1回飲まれちゃったものは生産できないので品薄になり人気も上昇し、値下がりする可能性が極めて少ないらしい。最近は投資ファンドがキャピタルゲインで保有するケースもあるんだってさ」と私。
「おかしいよ。フランス人がまともなワインを飲めないなんてよぅ」と彼。
「中華料理にも合うから仕方ないよ」と私。

てなわけで、私が当分の間、ボルドーの1級から3級、或いはサンテミリオンとかポムロールのルージュを飲むことはないであろう。物事には整合性とゆーか、費用対効果を考えて、計画的にやっていかないとつまらないばかりか、大きく間違えるリスクもあるからだ。
ところで、0学で考えると、私の運勢は後2年間は良い。ひょっとしてこの間、人生最大のピークを迎えるかもしれない。なので「中期2ヶ年計画」の策定を今、慎重にやっている。
この2年間でどのように収入を得るか。そしてそれをどう使うか。年4回の海外視察もあと2年間は続けるつもりなので、どの国のどの都市にいつ行くのか。あと、今後、一緒に暮らすべきパートナーの絞込み。その他、いつ、何をしたいのか、或いは何をしてはいけないのか。いろいろと考えている途中である。考え中。しっかりとした中期2ヶ年計画がまとまった暁には、当ブログに忌憚無く、その全貌をアップしたいと思っているので、よろしくね。今日は以上。

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