2013年2月18日月曜日

なりすまし。

写真は文豪バルザックの家で、彼が実際に執筆していた机と椅子である。場所はセーヌ川を挟んだパリ・エッフェル塔の対岸。昨年12月、ここに足を運んで、文章力の向上を祈念したのだが、一向にままならない。
ところで、何かに秀でたい、上手くなりたい、高いパフォーマンスを出したいと思ったときには、目標とする人物を設定して、真似をする、なりきる、なりすますといったビヘイビアが必要になるのではないかとゆーことを、かねてから思っている。能力とか根拠とか実績が全くなくても、とりあえず、モノマネしてみる。自分のできる範囲で、かかる人物のやり方を取り入れてみる。そーすることで、現状の自分の行動が変化する。小さな緊張感も生まれる。週単位のルーチンの内容を今1度吟味し、修正を加える。世の中がもの凄いスピードで変化している今、1年前と同じやり方を漠然と続けていたのでは、おそらく右肩下がりになってしまう。最悪、じっとしていたのでは、下りのエスカレーターに乗っているよーなものなので、どんどん下がっていくだろう。残念ながらそうなのだ。
つまるところ、反省すべきところは謙虚に反省し、仕切り直し、次善の策を打たねばならない。
今、庭木の梅が、冬の寒さに逆行するようにその蕾を膨らませつつある。あと10日もすれば白い花が私の目を愉しませてくれるだろう。ことほど左様に、時間は留まることをしない。
桜の咲く頃の私はどうだろうか? 新緑の頃の状態は? 梅雨の時期は? 35度を超える真夏日のあたりは…?
とにかく、いい意味で「なりすます」よーにしたい。畳の目ずつでも良いので、少しずつ高みに近づいていきたい。
吐露してしまうと、私の場合は知人のU氏が、私の目標とする人物である。以上。

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