2013年5月7日火曜日

GW明け。

GW明けにオフィスに来てみたらセールスが数名しか出社していなかった。今日は火曜日。うちのオフィスは、正確にゆーと月曜日と木曜日の週2回が出社日なので、さもありなんって感じだが、これって働く現場としてはどうなのかと思う。実際に、今の日本では毎日猛烈に働いている層はごく一部なので、生産年齢人口の減少以上のロスが生じてしまっているのだ。中年以降の殆どの社員は、だらだらと働き、だらだらと飲んでから家路に着く。こーいったニーズに対応するために、かくも多い居酒屋チェーンが街のそこかしこに存在するのかと思うと溜息が出る。GW明けに出社して本日やれたことの唯一が、上司、同僚、部下との飲酒であるとしたら、日本経済は既に終わっているのかもしれない。客先には顔を出さず、電話もしない。ただただパソコンを弄っているだけ。しかも、ゲームに興じている時間が長いとゆースペシャルな会社員、公務員って輩も案外少なくないのではないかと推測する。
ところで、GW前半に円安を利用して韓国のソウルから私の友人のユン君とその友人が東京観光に来た。浅草でソバを食わせ、秋葉原でショッピングに付き合ったのだが、2人とも平日は無茶苦茶に働いているとゆー。ユン君はジャトコってゆー日系企業なので、働き方は緩いとゆーか多少の余裕があったものの、もう1人の彼はLGのバリバリのエンジニアでアップル社向けの液晶パネルの開発・改良に余念が無く、平日は朝8時半に出社し深夜0時より前に会社を出ることは絶対になく、土日出社も当たり前だと言い切った。これは推測や伝聞ではなく、直接本人から訊いたので100%真実だ。
これって、東京オリンピックの頃の日本の企業戦士そのものではないか? そしてサムソンとかLGとか現代自動車の社員は40歳前後で突如リストラされることも少なくないようだ。ハイプレッシャーとハイコンペティション。実際には、それが怖くて一心不乱に働くとゆーのが本当のところかもしれない。
GW明けに、オフィスに来て、机上で悠然とブログを書いている私もどうかと思うが、日本が再浮上するための前提条件として、コペルニクス転回に近いドラスティックな意識改革が急務となることは間違いない。国民栄誉賞をダブル受賞した長嶋や松井みたく、キャッシュリッチなこの2人を、生活に追われる一般人が褒め称え、感動して涙してるようでは、この先の日本が思いやられる。野球の応援なんかさっさとやめて、一般大衆は自分のスキルを磨くべきだ。スキルのない人は額に汗して働くべきだ。

さあて、仕事するかぁ~。私は残された時間を有効利用するつもりだが、息子の世代には実は密かに期待をしている。
どうなるものだろう?

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