40周年記念とかで、今、日本のマクドナルドでは通常320円するビッグマックが200円で食べられる。これはお値打ちかもな。ところで、上海で食ったビッグマックの値段は15.5元だから日本円に換算すると186円。なので向こうでは高級品とは言えないまでも、そんなに安い食べ物では絶対にない。
では、なぜそんなことが言えるのか?
それは上海の地下鉄の初乗り料金が3元だからだ。東京メトロの初乗り料金は160円で、上海で乗る初乗り料金の3元は日本円で36円とゆーことになり、その比率でいくと4.4倍の開きがあっていいわけだから、320円のビッグマックを4.4で割って73円てゆーのが上海で食べるビッグマックの適正価格だと言えるんじゃない? 正直に言って、現地の若者はファッション感覚で186円もする高いビッグマックを食っていることになる。日本のマックみたいにお爺ちゃんお婆ちゃんの客は1人もいなかったもん。
で、消費サービスに係る類の価格のスタンダードにはビックマック指数ではなく、利用頻度が高く普遍性のある地下鉄の初乗り料金をモノサシにしたほーが正しいように私は考える。
同様の例をもう1つ出すと、上海虹橋空港で飲んだスターバックスのラテは28元。これは336円ってことで、日本で340円する同商品が、ほぼ同一価格で販売されていることになる。あまりにも高過ぎるのか、中国人は見当たらず、東洋人の客は私1人だけだった。ホテルから18kmの距離を20分間、爆走するタクシーに乗って降りる時、60元しか取られなかったのには正直、驚いた。720円だよ!これって、日本のタクシーのワンメーターが710円だから、この10円の差は何なんだと言いたい。それで空港のスタバで日本と同じ値段のラテを飲まされても有り難くも何ともないどころか、寧ろ腹立たしさを禁じ得なかった次第。
だから、悪名高い上海のタクシーは実は良心的で、スタバとかマックが贅沢品にかこつけて値段を吹っ掛けているよーで、何だかインチキ臭い気がしたよぅ。
まとめ。
ビッグマック指数は国民の一定量がビッグマックを頻繁に食べ、そのバリューを各国と共有してる筈とゆー間違った前提に基づいたインチキ指標なので、全くアテにならない。ロンドンは例外中の例外だけど、私の主張する「地下鉄初乗指数」で消費サービスを算出したほーが、より正確とゆーか現実的なリサーチができるんじゃーないのかなあ?以上。
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