2010年4月7日水曜日

牛丼大戦争。


春の牛丼、季節限定の安売りキャンペーンが始まった。微妙に有効期限がズレてはいるものの、「吉野家」270円、「松屋」250円、「すき家」250円となっている。郭晶(23歳)の勤務する「なか卯」はどーゆー状況でしょうか?メールして聞いてみよう。
牛丼大戦争。牛丼同志が信仰上の違いから、対立している訳では決してない。エンドユーザーである私が、各社各様の価格競争を楽しんでいるだけなのだ。それにしても、だ。デフレってことはわかっちゃいるけど、250円で並みの牛丼を4回食って、あるいは4家族が、せーので店に入って1杯ずつ食って、1000円札1枚で済むなんてなー。安すぎる。値上がりしたドトールコーヒーなんか200円もするから、こんなんじゃ牛丼食って、水とお茶をガバガバ飲んで、トッピングの紅生姜を多めに入れれば完全に牛丼の勝ちだし、松屋に至っては味噌汁まで付いてるからバリューが違うのよ。
ところで、牛丼の味自体は松屋、なか卯、吉野家、すき家の順に美味いんじゃないかと思う。どこがアメリカ牛で、どこがオーストラリア牛なのかは、さっぱりわかんないけど、200円とか300円の商品の産地にこだわっても仕方がないし興味もない。
消費者としては嬉しいものの、牛丼のリーディング企業がこぞってディスカウント合戦してる状態って、果たして正しいことなんだろうか?マーケットの裾野の拡大に繋がればいいんだけど、商品価値をいたずらに貶める結果にならないだろうか?正々堂々と定価は据え置いて、さらなる企業努力によってクオリティーを高め、より魅力ある商品として再生させることは、不可能なんだろうか?結構、考えちゃうよなー。
写真は、インドの女優ソナーリ・ベンドレー。彼女はヒンズー教徒だろうから、牛は神様の使いってゆー位置付け。なので食べない。だから彼女には牛丼の安売りは関係ないね。

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