2010年4月14日水曜日

研修。


中国青年報電子版が報じた、日本は破産への道を「高速走行中」だとゆー今日の記事を重視すべきだと思う。第一生命のシンクタンクが試算した2011年の日本の債務残高950兆円に対する、中国の偽らざるコメントである。アメリカの財務省証券が日、中、英で保有されているのに対し、日本の国債は日本の金融機関、個人が妄信的に買っている。忌々しき問題だ。中国では本日、青海省で大地震が起こったそうだが、激震に遭っているのは日本の方かもしれない。
今日、当社の研修に丸1日付き合ってきたけど、講師のレベルの低さに舌を巻いたのは私だけではなかったろう。この程度の連中でも年収は1000万円以上ある。ほんとにめでたい日本の金融機関!レベル云々はいろいろあろうけど、かつてバブル崩壊で瀕死の重傷を負った都銀に至っては、公的資金での救済を受けているために、国債の消化に協力しなければならない背景がある。脛に傷持つ者同志の「花見酒の経済」を延々とやっている姿に、一般大衆が気付かないのが悲しい。
外からの報道に、もう1本、看過できないものがあった。ワシントンポストだ。鳩山首相の普天間問題に対する対応の悪さを揶揄する一方、日本に対する同盟国としての恭順を要求する。そこまではいいよ。でも「核の傘をお忘れか?」って、何?何々?
財務省証券を買い支え、資金を供給してあげてるのは日本で、有史以来初めて、2発の核を日本に落とした張本人のアメリカに、「核の傘をお忘れか?」って、言われる筋合いはないよ。トヨタの社長が詫びを入れる程度ならまだしも、日本の首相を公衆の面前で罵倒するなんて、日本をナメきってる。日本のマスコミはバカだからこのワシントンポストの記事を材料に、鳩山さんのバッシングをやっちゃうんだろうけど、自分の家のお父さんの悪口を他所の家の人に言われて、そうだそうだって同意するのって間違ってるよ。
今、一番、研修の必要な連中って、マスコミ関係者じゃないのぉ?さしずめ、フォーカスすべきテーマは倫理観だろうなあ。

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