2012年6月3日日曜日

帰国第一報。

ジャトコとゆー日本の部品メーカーに勤めるユン君とミョンドンでサムゲタンを食った。人生最高のサムゲタンであったことは言うまでもないのだが、韓国最新事情を彼から聞いてなるほどなーって思ったことが多々あった。彼は30歳。2年か3年前に赤坂で、ひょんなことから知り合いになった。今、彼は静岡に出張中で、韓国のモーレツ社員として重用され、ソウルの現地法人では出世コースをひた走っている。真面目だもんなー。但し、独身で彼女もいないという。因みに、精力は絶倫。 ところで、韓国では芸能人であろうが、サッカーの韓国代表であろうが2年間の徴兵制度に応じなければならない。18歳から30歳までの2年間、言ってみれば軍の囚われの身になるので基本、自由が無い。なので、婚期は各人が想定しているよりも2年から3年、遅れるのだという。しかし、その徴兵制度を挟んで、悲喜こもごもの恋物語が全国で展開されるらしく、ある意味、ドラマチックで幸せな20代を過ごせるのかもしれないなー。そんなことを思った。 写真のミョンドンの街は、最早、韓国にあらず、日本人と中国人観光客に占拠されてしまった感が否めない。実際に、日本語と北京語が場末で飛び交っていたので、この繁華街にいる限り、私が言葉に不自由することは一切なかった。で、韓国人の若者たちは、週末、ミョンドンを避け、東大門や弘益大学周辺、アックジョンドンやチョンダンドンに集まり、夜な夜なダンスをしたり人生を語り合ったりセックスしたりするようだ。治安も水道水も東京よりは良かったものの、駅前の植え込みで野グソをする乞食やバスの運転手とタクシーの運転手の乱闘を見るにつけ、何となくホックリとした気分になった。めでたしめでたし。

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