2010年5月31日月曜日

金融円滑化法。

鳩山内閣で成立させた法案の中で実効性があり、その恩恵に賜った関係者の多い最たるものが中小企業円滑化法である。銀行に対し、中小企業の融資の返済を猶予するものだったり、住宅ローンの返済に苦しむお父さんたちへの最大3年間の延命措置だったりするのだけれど、かつて公的資金で国に救済してもらって脛に傷もつ金融機関は、その適用を申請してきた案件に対しては、来年3月までの時限立法である関係で、殆んど全ての申し出を甘んじて了承しなくてはならないので、中小企業は、返済にまわすことを余儀なくされていた虎の子のキャッシュを会社の運転資金に流用できたり、住宅ローンの月々の返済額が11万円のお父さんが6万円を支払うだけで済んでみたり、非常に喜ばれている。てゆーか、実際の話、企業倒産が回避できたり、中高年の自殺を防止できたりしているのだから、この法律の存在意義は絶大だと言わざるを得ない。ハッピーハッピーマンモスハッピー(?)。
平成の徳政令とも言うべきこの金融円滑化法の成立は、仮に自民党政権下であったなら、果たして可能だったのだろうか?よーく、考えてみて欲しい。亀井静香だって、工藤静香より、結構、いい仕事をしてるじゃないか。
やはり、参議院選挙の表の顔は鳩山由紀夫で行くのが憲政の常道であろう。裏は小沢一郎が取り仕切る。これでいいのだ、これでいいのだ。ボンボンバカボンバカボンボン。
政治は総合格闘術なので、バランス感覚が大事だ。いろんな角度に回り込んで、物事を見てみないと、その本質を見ることができない。内閣支持率が19パーセントだって、いいじゃないか!20パーセント程度の人が鳩山内閣を支持しているっとゆーこと自体が、素晴らしいことだ。その20パーセントの人たちこそ、政治的センスを持った有識者ではないのか?実際、100パーセントに近づくとファッショでしかなくなるからなぁ。
政策をスピーディーに実行させるためには、参議院選挙での民主党の圧勝が必要条件になる。
鳩山総理には少なくとも4年以上、職責を全うして欲しい。今、絶対に辞めてはいけない。

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