大阪のオバチャン(山中光子・私の父親の妹)から私に、突然、電話がかかってきて、「お父さんに電話したげて」とのことだったので、何のことかと思いきや、電話をしてみたところ、「お前、いつ温泉に行くんや?」と第一声。催促が主たる用件であった。
当初は鳥取県の羽合温泉なら連れて行ってもよいと思っていたのだが、本人は更に遠い島根県の玉造温泉を所望のよーで、「わかったわかった、行く行く。玉造温泉2泊、約束するわ」と調子の良いことを、つい口走ってしまった。
往復の交通費、宿代(どうせなら最高級の宿で)を考えると、海外旅行を1回やれてしまうくらいの大枚が消えてなくなることは間違いない。本人は82歳、健康でボケてもいないので、ノリノリだ。前回の旅行で親切にし過ぎたからか、父と子の関係は過去の経緯はどーでもよくなっていて、今、良好過ぎるくらいにいい感じになっている。
まあ、5月にとゆー訳にもいかないので、8月とか9月に連れて行ってあげようかと思ってはいるが、私個人としては胸がときめくよーな温泉旅行でもないし、特別に愉しいって感じでもない。単なる親孝行の一環だ。
しかし、よくよく考えてみると、親が死んだら連れて行けないし、自分が老人になってから、もし息子からそんな企画を提案されたら、やはり卒倒しそうなほど嬉しいだろう。なので、ここは自分の欲求を抑えて、ヘルプに徹することとしよう。それが人の道とゆーものかもしれない。
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