2013年4月19日金曜日

私は、この日を待っていた。

「吉野家」の牛丼が9年振りに280円で食べられることになった。2004年に値上げをして以来、「吉野家」からは遠ざかっていたので、この味に戻れることを素直に喜びたい。「松屋」の味噌汁つきの280円や、「すき家」の元から280円は、ことあるごとにお世話になってきた関係で、正直言って飽きがきていた。
久し振りに食った「吉野家」の牛丼は写真の如く肉の量が多く、なおかつ、やや厚めにスライスしてあるので結構うれしい。
ところで、びっくりしているのだが、牛丼並を単品で頼んで280円だけ支払って帰るのが粋な食べ方であるにも拘らず、殆んどの人が味噌汁(50円)や玉子(50円)を同時にオーダーしている。これっておかしくないか? 実際、吉野家の薄~い味噌汁に50円を出したり、どう考えても10円しない生卵に50円を支払うのは経済的合理性に背反している。折角、280円で済む食事を、わざわざ330円にしたり、380円にしたりする意味が私には全く理解できない。お新香(90円)を頼むのは個人の嗜好に拠るところが大きいので言及はしないが、それだって紅生姜を大量にピックアップすることで事足りるのではなかろうか?
マクドナルドが既に100円のハンバーガーを20%値上げして120円で販売しているのだから、これを契機にデフレの時代は終わりの始まりを迎えつつある。小麦が上がればパンも値上げに踏み切るだろうし、輸入物マグロを使った缶詰シーチキンは既に値上げが完了している。
吉牛の話からそれてしまうので、これくらいにしておくが、私は9年ぶりの280円を大歓迎している。なので、そのお得感を正しく享受するためには、絶対にトッピングをしてはならないと考えている。味噌汁をオーダーするなら、お茶を2杯飲むべきだし、卵は家で食えば良い。そしてお新香に90円を費消するくらいなら無料の紅生姜を大量に摂取すべきだ。以上。

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