2010年1月19日火曜日

受刑者と盲導犬。

アニマルセラピーとゆーと、老人ホームのお爺ちゃんお婆ちゃんが、犬や猫などの動物に触れたり、話しかけたりすることによって、精神的な安定感や、癒しを体感する有効な方法として定着したのかなーって、と思うんだけど、どんなもんでしょうか?
今日、取り上げるのは、受刑者を更正させるひとつの試みとして、彼らに盲導犬の飼育と調教をさせるケースだから、アニマルセラピーとは少々次元を異にする話なんだけどねー。
具体的にはとゆーと、受刑者を4人ないし5人集め、1つのチームにして生後2ヶ月程度のラブラドールレトリバー1匹の面倒を看させる。受刑者が全員で協力しあって、正しい基本動作を教え込む様は、滑稽かもねー。
まずは、チームで犬の名前を付ける。ここで早くもモメたりしてね。あとミルクや食事の世話、ウンコの始末、刑務所内の散歩等、24時間寝食を共にしながら、1年間で盲導犬となる基礎を調教していくのだという。犬は受刑者を親だと思って従い、受刑者は犬を我が子のように躾ける。で、約1年後、犬と受刑者の悲しい別れがやってくる。伝え聞くところによると、この時、60代の受刑者が別れを惜しんでオイオイ泣くのだそうだ。人の道を踏み外した彼らに、人の道を想い出させる犬の力。
犬の力と書いて、何と読む?うーん、読めないわ。

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