2012年2月6日月曜日

地球儀。

伊勢丹松戸店には、近所の祭りのときに毎年、世話になっているので何か購入したいと常々考えていた。で、売場の6階にて写真の地球儀(直径20cm)を税込み4935円で発見。うーっ、微妙な値段だ。しかし、確定申告を素早く済ませておいたため、還付税が振り込まれていたことを想い出し、即、購入した。
この株式会社レイメイ藤井の地球儀はスグレ物で、渡辺教具製作所とかリクルーグル社の物にない特徴があった。まず河南省の鄭州だけでなく、洛陽が記載されていること。サハリンの南半分がロシア領になっていないこと。スコットランドのグラスゴーが記載されていること。直近で独立した南スーダンの領土が明確に示されていること。この全部がキメ手となった。特に、南スーダンに関してはあれだけの大量の血を流した果実として独立を勝ち得た850万人超の国民に対する礼儀として、地球儀の上にも日本の1.7倍もある彼らの領土はしっかりと焼き付けておかねばならないと考えている。
書斎に置いても、リビングに飾っても凄くいい感じで、地図帳で眺めれば遠いロンドンも、直線距離だと意外に近いことを発見したり、いろんな気付きがあってすこぶる面白い。
確か、8歳か9歳の時に、どうしても地球儀が欲しくなり、母にねだって、一緒に長田区にあった神戸デパートに買いに連れて行ってもらったのを、昨日のことのよーに覚えている。実に43年前の遥か昔なのに…。
なので、この商品は滅多に売れるものではない。結論から言えば、地球儀を作っている会社は儲からないってことになる。でもね、夢のある商品だと思うので、各メーカーは歯を食いしばって頑張ってもらいたいと願う。以上。

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