2010年9月15日水曜日

民主党員のメンタリティ。

代表選を、自分のケータイで歩きながら、或いは立ち止まったりして観たんだけど、正直、脱力してしまった。坐禅の世界では脱力って、素晴らしいことなんだけど、選挙結果で全身の力が抜けてしまう意味での脱力は、フヌケになった状態と同じなので、すこぶる格好が悪い。
それにしても、小沢さんの最後の演説は日本の総理大臣になる資質を全て備えていた。菅さんのは民主党所属の代議士の前職を全て羅列したりのカダログ的なお話だった。だから何なのって内容。
結果は大差がついてしまったし、国会議員票においても、411人中、200人が小沢さん、206人が菅さん、5人が無効・白票だったので、ここで6人及ばなかったこと自体が致命傷だと言えるけどね。
しかしだ、サポーター票の投票率が66パーセントという異常さに疑問を禁じ得ないのは私だけだろうか?34パーセントの人がこの、空前絶後のビッグイベントを棄権するとはとても考えられないのだ。そう思わない?
浜松町のビルで、「フルキャスト」とゆー人材派遣会社のアルバイトによって「仕分けされた」閲覧可能なとゆーか内容丸見えのハガキ投票券を「仕分け」する際、そのアルバイトにユダを潜り込ませ、小沢一郎と書いたハガキのみを芝の東京プリンスではなく、品川プリンスに送付し、破棄したとしたら?
とゆーのも、大きなホテルの地下には生ゴミや燃えるゴミの焼却施設が必ずあり、セキュリティーも万全ってなことを、一般の面々は、ご存知だろうか?不正が行われたことを声高に吹聴する気はないが、その可能性はゼロとはいえないと思っている。
それにしても、民主党員のメンタリティの薄っぺらさには辟易する。戦後65年、アメリカ合衆国の最後の州としての役割を充分に果たし終えた今、主権国家として自立する絶好のチャンスに小沢一郎というエースを前面に出して戦っていける天与のタイミングであったにも拘わらず、その歴史的意義に気付かない、お子様国家の日本。もう少し、皆、学びが足りないと思うよ。
まあ、小沢さん的にはこの200人の同志がいるわけだから、次を待てばいいんだけど、菅・仙石ラインのミスリードに耐え得る基礎体力が、今の日本にはないことは確かだ。
これから年末にかけて、いろんなことが起こるんだろうけど、うろたえることなく、1つ1つの事案を注視していきたい。本当に、そう思う。

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