インチキな契約を取って優績者(生保業界では成績優秀者のことをこう呼ぶ)になろうとする輩が後をたたない。溜まった返戻金を解約し、被保険者を変えて新契約に見せかけてみたり、他社のセールスとの間でキャッチボールみたいなことをやってみたり。
そこまでして、スポットライトを浴びたいかねえ?永久機関とゆーものはないので、必ずキャピタルロスとゆー燃料切れを起こし、エセ優績者は時間の経過とともに馬脚を現す。会社は常に目先の数字があればいいだけなので、わかっていても見て見ぬ振りをする。フリオ・イグレシアスだ。優績者イコール有責者であるといったことは、全体の20パーセント程度ではあろうけど、確かに存在するのではないか。
バーター取引、損失補填、枕営業、高額のコミッションのキックバック分を返戻率に加えた特別利益の提供等、いろんなケースを見てきた。
社内のビデオの中で、もっともなことを述べる虚飾と偽善に満ち溢れた優績者たち、それを鑑賞する月間契約ゼロのセールス。1ヶ月間の活動で、たった1件の契約も取れずに、在籍だけしている駄目セールスは日本全国、どこにでもいる。彼らをゼロ者と呼んで、全員の前でスピーチさせ、翌月の外出禁止令を徹底させる外資系生保は、まだいい方だ。ある意味、愛情があるよ。
付け商い、第1回目の保険料を自腹で払い、2回目の保険料を故意に銀行から引き落としさせないケース。2回目以降も、契約者のキャッシュカードを持ち出し、自分でキャッシュディスペンサーに入金するセールス。いろんな生き物のいる、変な業界だね生保ってゆーのは。
私は生保の王道ってまではいかなくても、少なくとも道の真ん中を大手を振って歩きたい。コンバージョンとゆー名の乗換え契約なんて1回もやったことないもん。これからも、新契約のみの地道な活動を続けていきたい。
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