2009年4月21日火曜日

セレクトショップなんか使うんじゃないよ!

写真は何故か道北の名峰、天塩岳になってるけど言いたいことは別にあるよ。ユナイテッドアローズ、ビームス、トゥモローランド、エストネーションなどに代表されるセレクトショップの功罪についてもの申したい。
1960年に神戸で生まれたので、なんとなくファッションには興味があって今に至るけど、今の若い子達には勢いと創意工夫が決定的に欠けていると思うよ。おれなんか小学校の高学年くらいになると色のコーディネイトは凄く意識してたし、半袖シャツを着るんだったら長袖をたくし上げたり、少し折り込んで着たらお洒落なんじゃないのかなーと考え、実践してた。中学に入るとトレーナーを裏返しに着て、タグを外側に出す着方を世に問うていたよ。高校になると夏にレインコートを流行らせようとして未遂に終わったけど、雑誌に載ってもさほど興奮しない程度の自信はあった。VANは既に終わっていたので、JUNとかBIGI、その他アーバンブランドのいいものだけをセレクトして買っていた。あのまま大阪モード学院に増田のケンちゃんと一緒に進学していたら今頃どうなってたのかしら?
セレクトショップの手柄は、いいものを選んで長く使わせるとゆーコンセプトを巷に根付かせたという点
だな。小奇麗な中年や本物志向の若者を醸成する役には立っていると思う。でも、今のセレクトショップに本当に力があれば、1点ものとか、フリーサイズで勝負すべきなんじゃないかなぁ。靴とかシャツ、ジャケット、パンツ、帽子なんかはサイズを一通り揃えなければいけない関係上、全部売り切りたい。なので、無難で最大公約数的な商品構成にならざるを得ないでしょ?だから、店に入っていったときにサプライズとかストーリーが感じられなくて参考にならない。またやってるわって感じ。それでも如何にも高学歴で年収も高そうな若夫婦がキャッキャ言いながらタイ米、失礼、大枚をはたいている姿をよーく見掛ける。コイツら高校のとき、学生服販売店のマネキンみたいな格好して歩いてたんだろーなーとゆー想像をしてしまうよ。いい大人が人にセレクトしてもらってどーするんだ?主体性を確立しなさいよ。もしくは、ユニクロとか無印とかZARAに行って真剣に自分に似合う服を選ぼうよ。セレクトするのは自分であって、お店に少数のアイテムの中からセレクトさせられたりするのはそろそろ止めにしない?誰がなんと言おうと自分で決める。これって大事なこととは思いませんかぁー?

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