2011年4月10日日曜日

お花見・谷中霊園にて。

そもそも墓地でお花見をすること自体、不謹慎の極みと言えるのかもしれないが、酒を飲んで語らうってのは、コミュニケーションスキルの醸成には不可欠だし、1日のタイムスケジュールの中で最も幸せな瞬間といえるのではあるまいか?
犬の餌を買ってしまった関係で、父に贈る日本酒は後回しになった。仕事で契約の申込書を鶯谷に取りに行った帰りに、なけなしの所持金を使い、立ち飲み屋で焼鳥と日本酒を胃袋に注入してしまった。その後、コンビニでワンカップの日本酒を買い、谷中霊園に入った。地震の影響で、斜めに傾いている墓石があったり、横にずれている巻き石があったりで、結構、傷んでいる様子を目の当たりにしながら奥へ。至るところで青いビニールシートの上で宴会をやっている。
被災地で見る青いビニールシートとお花見の宴席でみる青いビニールシート。どちらも同じものであるのに、どーしてこんなに違って見えるのだろうか?このことに物事の本質があるのではないか。全く同じ物であっても用途によって別の物に見えてしまう不思議。同じことをやってるのに、一方は強姦で、他方は愛。ちょっと例えが悪かったかな。
まあ、そんなことはよくある。主観と客観。当事者と相手方。最近、そのあたりをいろいろと考えてしまうけど、物事はすべからく諸行無常なので、変化に変化を重ねていって当然なんだろうと思う。ま、つまるところ許容範囲内であれば人目を気にせず、何をやってもいいってことなのかもしれないなあ。但し、自己責任において。

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