2011年7月31日日曜日

夏の山行。

午前4時前に、震度4程度の地震があり、目が冴えてしまった。なので、本多勝一の「日本語の作文技術」とゆー名著を書斎から持ってきて、読もうと思ってソファーに腰掛け開いた刹那、白い余白に私の書いた古い落書きが飛び込んできた。

     私の夏の山行

平成7年 1995年 穂高⇒槍
平成8年 1996年 薬師、高天原、水晶、鷲羽、黒部五郎
平成9年 1997年 羅臼、斜里、トムラウシ
平成10年 1998年 農鳥、塩見、悪沢、赤石、聖
平成11年 1999年 白馬、唐松、五竜、立山、剱、白山
平成12年 2000年 苗場、巻機、平ヶ岳
平成13年 2001年 富士山、魚沼駒ヶ岳、光岳

なーんて、書いてあった。その下には、

    2001年からは世界に目を向ける
▲キナバル   ▲ツブカル   ▲キリマンジャロ
▲モンブラン  ▲アコンカグア ▲カムチャッカ半島の山

と、ある。そして文字が妙に愉しそうなのだ。
例によって酒をしこたま飲みながら妄想が広がっていったのだろう。それにしても、平成7年からの7シーズンはどっぷりと山に浸かっており、この間に日本百名山のうちの95パーセントを登ってしまったことになる。2002年の夏からは黒ラブのドンキーとの生活が始まったので、おいそれと家を空けるわけにもいかず、結果、山には滅多に行かなくなってしまった。
なるほどな、そうだったんだ。
てなわけで、「日本語の作文技術」は1ページも読むことなしに、山に思いを致し、まどろんでしまった。写真は南アルプスの南の玄関口とも言える草薙大吊り橋。1998年に南アルプスを8泊9日かけてテント泊した記憶が生々しい。たった184mを渡るのに、金玉が縮み上がる程の恐怖を覚えたことを想い出したよぅ。
  

0 件のコメント:

コメントを投稿