2010年8月17日火曜日

医療費。

2009年度の概算の医療費が35兆3千億円なのだという。2010年度は例年通りなら3.5%ゲインするから、36兆5千億円に増える。これ、厚生労働省の説明によれば、高額な薬価と高度先進医療費の技術料が嵩んだ結果だという。
医療費は、経済の発展に寄与しているのだろうか?高齢者を救済するために使われる医療費は、何だか後ろ向きの政策投資のよーな気がしないでもない。本来ならば、自然に死んでいる筈の高齢者を福祉の名の下に延命させて、国全体としてのメリットはあるんだろうか?かたや弱者救済を建前にした高齢者への現金支給は、不正あり、関係者の労働意欲減退を助長させる遠因たりえで、問題は山積している。
もっと、他にやることはないのだろうか?国力を上げるためには世界に通用する人材を育成しなければならない。なので、ユダヤ人のよーな宗教的バックボーンを持たない日本人にとっては、教育の充実による技術力の向上や、そこから派生する高度な金融システム構築による先進国内における差別化が、正に生命線になる筈だ。
医療費のうち、今回決まりそうな子宮頸がん予防ワクチン摂取の助成事業に150億円使うってのは、絶対に必要な政策だ。やや、遅きに失したけどねぃ。なので、国はプライオリティーをもっと真剣に考えて、機動的に運用すべきだ。
話は変わるけど、各地の夏山遭難でヘリコプターや警察の出動が相次いでいる。個人の趣味の世界に耽溺するのはいいが、税金の無駄遣いは遠慮しなさいって言いたい。大体が登山関係者の大部分は納税に貢献していない。タックスペイヤーではなく、タックスイーターの人が多い。
ことほどさように、何でもかんでも助けりゃいいじゃんってのは、お金が余ってる国のすることだ。天然ガスを産出する小国、ブルネイとか。タックスへイブンの国とか…。日本はお金が無いんだから、その使い道は精査して欲しいよ。お願いね。

0 件のコメント:

コメントを投稿