キャッシュフローが枯渇した時点で、人は通常、浮浪者になる。松戸駅西口にいて、うちの息子がデスター・ムーアと呼んでいる浮浪者を紹介しよう。噂では須藤さんとゆー苗字らしい。よく、自分の手のひらを見つめて、ブツブツ独り言を言っている。悪さはしない。ときどき、酔っ払いに絡まれ、頭を叩かれたりしている。ここ10年ほどの間に一回り小さくなった。縮んだのだろう。缶コーヒーやおにぎりの差し入れが、よくあるのだが、礼は言わない。1回だけ、駅のキオスクで現金を出し、飲み物を買っているところを見た。
この先、何年生きるのだろう。駅で毎日見かけるので、これからも長いつきあいになる。お互い、生き方は違うけど、日々の優先順位を少しずつこなしながら、がんばろうじゃないか!
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