2011年2月16日水曜日

品川。

昨夜は本当に久しぶりに品川で飲んだ。相手はゲーム業界大手の部長職ってゆーより、十代のころからの友人といったほーが正確だ。大学1年生のとき、静岡県三島市にいた我々は、同じ学校に在籍していながらキャンパスで出会った訳ではなく、バイト先で知り合った。
市内唯一の繁華街、白雪通りのナイトクラブのバーテンダーをやっていたのが私で、その同系列のディスコでウエイターをしていたのが彼であった。なので、付き合いは32年ほどになる。
今回は品川駅の港南口を出たビルの中の、高級居酒屋の個室で飲んだのだが、4時間、たっぷりと話し込んでしまった。彼には子供が3人いて、長女が東大生、長男が京大生、次男が麻布高校に通っている。お父さんが日大法学部なのに、子供が賢いのはお母さんがポン女の出身だからなんだと思う。
普通、出来のよい子供を持った親は天狗になりがちだが、彼の場合は全くそのよーな素振りを見せない。立派だと思う。
会話の内容は、日本経済、ゲーム業界を取り巻く環境、お互いのプライベート、近況が中心だ。心地よいやりとりが続いた。
品川は特に新幹線の停車駅になったころから、港南口を中心に変貌を遂げ、人の流れまでが様変わりしていた。駅の通路はシャレていて、若いサラリーマンやOLで溢れ、人の波に呑まれそうであった。駅ビルの中の靴磨きコーナーでは若い女性が作業をし、1000円の料金を取る。そんなバカな、と言われるかもしれないが、本当に1000円の靴磨きが存在する。日本は、かなり変な国だ。
21世紀に入ってからは、品川プリンスホテルや高輪プリンスホテルのある東側よりも、海に近い西側の発展ぶりが顕著で、驚きを禁じ得ない。東京は、この先もどんどんインフラが進み、スクラップ・アンド・ビルドが繰り返される。生産年齢人口の減少など眼中にないかのよーなハシャギっぷりだ。このままでいいのだろうか?それとも、今後は駅の通路の50パーセントがアジア系外国人に占拠されてしまうのだろうか?
久方ぶりに品川で過ごして、いろいろと考えてしまったが、愉しい宴席であった。ハッピーハッピー。

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