2011年2月27日日曜日

トルコ料理。

深夜、松戸駅西口を歩いていると、小さなトルコ料理店とゆーよりも、真っ黄色な外観のサンドウィッチ屋とゆー佇まいの店の中からオヤジが私を呼んでいる。こーゆー営業には、すこぶる弱い私であった。
フラフラと店のほうへ。「どーぞ」とオヤジ。何がどーぞなのかは判らないが、そにかく中へ。6畳1間より少し狭い感じの空間に写真のよーなトルコの国旗が貼ってある。
メニューを見たら、ドネルケバブとビールだけ。トルコ料理とゆーと、中華料理、フランス料理と並んで世界三大料理とゆー地位を獲得しているものの、どーも私には馴染みが無い。どうせわからないんだから、メニューは1種類でも良しとするかぁ。
とにかく、写真のコロナビール400円を飲み、ミックスケバブ500円を所望。キッチンの、外に向かった窓からよく見えるよーに両サイドで、長いバウムクーヘン状にロールした牛肉の塊を焼いていて、それを長いサーベルのよーなナイフで削ぎ落としている。笑いながら。それを三角形の暖かいパンのよーなものの中に詰め込んで、キャベツとチキンの挽肉みたいなのとソースを入れて完成だ。500円は高いよーな気がしたのだが、バカらしいほどに美味い。腹が減っていただけなのかもしれないが、気が付けばもう1つ追加を注文していた。
ここのオヤジは55歳か60歳ぐらいだろうか?1年前に日本に来たのだという。なるほど、日本語は怪しい。笑顔だけで誤魔化している感じだ。顔もドイツが75パーセント、トルコが25パーセントみたいだからトルコのクオーターなのかもしれない。
彼のつくるケバブはおいしいけれど、トルコ料理に関してよりも、彼の人生について知りたいと思った。イギリスの3C(カイロ、ケープタウン、カルカッタ)政策に対抗してドイツが採った3B政策はベルリン、ビザンチウム、バクダットを結ぶ地域を支配しようというものだが、このビザンチウムはコンスタンチノープル、イスタンブールと名前が変遷したトルコの古い都だ。ドイツとトルコの密接な関係は非常に奥深い。彼の生い立ちはどうなのか?前職は何か?家族はいるのか?何でこの年になってわざわざ日本にやってきて、松戸で店を開いたのか?
彼の日本語の上達を待って、今度、じっくりと訊いてみたい。

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