2011年5月2日月曜日

つまんない会議。

せっかくのGWの中日なのに、意味の無い会議に参加してしまった。そもそも意見を求められたり、スピーチを依頼されたりするのが会議の本来的な形態なのだが、今日のは単に「連絡説明会」といった類のそれだった。
内容も、極めてガラパゴス的で、聴いていてうんざりがっかりしょんぼりするものであった。武士の情けでプレゼンをやってた内勤社員にチャチャは入れないけれど、いつもながらの的外れの主張には辟易したなあー、もう。進歩がないわ。
新規開拓の当たり先は業績の好調業種を狙えば大口契約が取れるとゆー極めてオソマツなプロットだったが、それが仮説だとして、その検証とゆーか具体策ってゆーか、徹底方法の提示が全くないはいかがなものか。
お前ら、アホ?
そもそも、業種ごと、セクターごとにカテゴリーを分けたところで意味が無いってことは10年か20年前から知っている私にとっては、全く説得力を感じさせないのだ。例えば「女性は素晴らしい」とゆー仮説を立ててアプローチを試みるよーなことで説明したら解り易いのではないかな。
十束ひとからげに、女性といっても赤ちゃん、子供、女子高生、OL、主婦、オバサン、お婆さん、妖怪、化け物と様々で、まず年齢によって仕分けしなければならない。そして次にその個別的価値に基づいてアプローチ先の選定をしなければならない。
ただ単に若ければよくって、歳をとっていてはいけないとゆー単純なものでもない。一人一人全く別個の存在であるとゆー事実を無視してセグメント化を図ること自体がナンセンスだと言いたいのだ。
例えば駅前のラーメン屋が儲かっているとしよう。いつも行列のできるラーメン屋の大将は38歳。見た感じは健康そうだ。聞けば息子が3人いるという。
その条件で保険会社としては、もしそのラーメン屋が会社組織なら節税商品の提案ができると考える。そして3人の息子に、自分に万が一のことがあったときにお金を残してあげたいのではないかと勝手に思い込む。だから、この38歳のラーメン店経営者が優良見込客であると早合点してしまうのだ。
実際、この店のキャッシュフローは極めて良好なので、店主は得意満面の状態かつ自信たっぷりなので、将来に対する不安が全く無く、多店舗化の準備に入っていて、資金はそちらに回したいと考えているかもしれないし、3人の息子にしても前妻について行って行ってしまった彼らには愛情とゆーよりは寧ろ、憎悪に近い感情が頭の中で渦を巻いているかもしれないのだ。
だから、結果的に、この人は大口の保険料を払えそうに見えて、全く払う気がなく、実際にはニーズは極めて弱い。そんなことにお金を使うぐらいだったら、もっと他の方法があるんだよーって確固たるスキームを持っているので、現時点では保険の見込客には500パーセントなり得ないってことが言えるのかもしれない。
であるから、好調業種である「行列のできる駅前のラーメン屋」が全て対象客になるわけではないし、業種ごと、セクターごと、カテゴリーごとに分けて仮説を立てること自体がマダガスカル的、失礼、ガラパゴス的な発想だとゆーことに気付かねばならない。
加えて、この会議、プレゼンで配った資料の紙のサイズがA4、B5、A3がそれぞれ縦のものありーの、横のものありーの、両面コピーありーの、カラーコピーありーので、極めて乱雑な感じが否めない。ちゃんと人に見てもらおうとするなら、A4縦に統一するのが常識でしょ?あと、紙を配る会議ってのも古いしな。
繰り返すけど、うんざりがっかりしょんぼりのつまんない会議は、勘弁して欲しいワン。
最後にお昼の弁当が出たことだけは良かったんだけど、ねー。以上。

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