てなわけで、本日、ギリシャがデフォルト認定されました。大口投資家に対し、元本の83.5%を返済すればよいとゆー条件を呑ませちゃったわけで、これは国として約束を守らないってことだから、100%デフォルトに該当する。加えて、ムーディーズが2日にC格へ、S&Pが9日にC格へと格付けを変更したことで、デフォルトが確定したってことだな。
ところで、1997年に韓国がデフォルトしたと全くの勘違いをしていた私なのだが、実際にはIMF危機があっただけでデフォルトはしていない。いろいろ調べてみないと個人の記憶って極めて曖昧なので危険だよねー。因みに日本はどうだったかとゆーと、戦争や預金封鎖などの混乱はあったものの、デフォルトと呼べそうな状態が1297年と1334年に2回起こっている。当時は対外債務なんかはゼロで完全にドメスティックなことなんだけど、徳政令と称して朝廷や幕府が民間の債権者に対し債権放棄を政令として公布したので、債権者は泣き寝入りだったよーだ。
ところで、対外債務ってゆーと、今の日本はどのくらいあるのだろうか?
ギリシャと日本の違いの決定的な部分は、我が国には対外債務が極めて少ないってことが言えるのではないか? 今も昔も日本は「よそ様」のお世話になっていないのではないか? そんな風に考えると我が国の債権者は穏当で鷹揚な金融機関が殆んどだしー、それを裾野から地味に支えているのがおじいちゃんおばあちゃんの預金なのだから、ある意味エキセントリックな国家であるってことねー。この件に関してはまた書くよ。
いまは、ただ、レバニラ炒めが食べたいだけの私であった。
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