2010年12月21日火曜日

延坪島。

勝負あった。北朝鮮は完全に白旗を上げた。
昨日、現地時間の14:30から16:00までの1時間半、韓国軍による海上射撃訓練が粛々と行われ、北朝鮮の人民軍最高司令部から声明が出された。以下のコメントだ。
「今回の砲撃は、韓国の宣伝用の挑発であり、いちいち対応する必要性を感じなかった」。これはイソップ物語でキツネが「あの葡萄は酸っぱい」と言ったのと同様に、目的を遂行できなかった逃げ口上に過ぎず、完全なる敗北を宣言したに等しい。訓練には20名の米軍兵士を通信演習の名目で参加させていたのと並行して、平城にリチャードソン・ニューメキシコ州知事を送り込み核査察の一部受入れを認めさせたのだから見事であり、アメリカの面目は保たれた格好だ。
これにはペンタゴンの緻密な分析があったよーに思う。要は、北朝鮮が備蓄している石油の絶対量が不足していて、その補給がままならないどころか、最早、抜き差しならぬ事態に直面しているとゆー情報を得ていたようなのだ。彼らは冬を越すための燃料にも事欠いてもいる。だから報復することで、無駄な燃料を使いたくなかったというだけのことだ。ロシアが事前に北朝鮮に対する攻撃を牽制したのも、おそらく、北朝鮮の弱さを白日の下に晒してしまうことのデメリットを感じてのことだろう。
今回、1番、得をしたのはリチャードソン州知事だろう。彼の人気は急上昇するに相違ない。
一方、菅総理はこんな一大事においても保身のため、小沢一郎の離党勧告を匂わす程度のことしかやらない。これって、コンプライアンスばっかに力を入れて、営業をやらないどこかの金融機関みたいだなあ。他にやること、いっぱいあるっしょ?情けないなぁ、マジで。

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