2010年12月5日日曜日

葛飾区立中央図書館。


金町駅南にできたノッポビルの3階に、それはある。ひょっとしたら今現在、日本一の設備を誇る図書館なのかもしれない。開設に際して、平澤勝栄代議士が多少の貢献をしたかもしれないこの図書館へ行くのが、マイブームってとこかな。今日は15冊借りてきた。シェイクスピアの「マクベス」、「リア王」、「ベニスの商人」。モームの「月と6ペンス」(主人公はゴーギャンがモデル)。ヘッセの「車輪の下」。ラディゲの「肉体の悪魔」。ジロドゥの「オンディーヌ」。トルストイの「イワン・イリイチの死」。ツルゲーネフの「初恋」。ヘミングウェイの「武器よさらば」。なかにし礼の「長崎ぶらぶら節」。寺山修司の「幻想図書館」、「新・書を捨てよ、町へ出よう」。三島由紀夫の「行動学入門」、「小説家の休暇」で、15冊。
何だか読みたいなーってぼんやりと選んで、気がついた時には、この15冊をチョイスしてた。
ところで、この15冊、全部文庫本なんだけどー、そうなった理由を今から述べる。ま、名作を読みたかったってのが第一にあって、次に、15冊借りてから金町駅まで歩き松戸の自宅まで帰る行程で本の重いのが厭ってことの他にもっと重要な訳があるのよ。とゆーのは、牛丼と文庫本の値段の変遷とか相関関係を説明する必要があるな。何かとゆーと、ここ30年間で両者の価格差が逆転してしまった事実に着目すべきってこと。実際に、昔は牛丼が350円とか380円のゾーンで推移してたのに、今は280円から320円前後の価格帯に落ち付いている。一方、文庫本は350円前後だったものが、今は500円から700円ぐらいに値上がりしていて、ページ数や版権の問題もあろうけれど正味2倍になっているのが分る。2倍2倍だよ。牛丼のクオリティーはお店の雰囲気や丼の中も確実に上がっているのに、100円ほどプライスダウンしているので得であり、文庫本は名著でもなく、ウンコみたいな内容の駄作でもページ数によっては1000円近くするものも出ているテイタラクだから書店で買っては損をする。なので、今の文庫本はウンコ本とゆーべきものなので、わざわざ財布からお金を出して買うのは止め、図書館で借りるべきものなのだと思っている。私の場合、家で美味しいものが自分でつくれるので、外では時間短縮とコスト削減のために牛丼を食すことが多い。
デフレ経済を愉しむには、各自が創意工夫をしましょうねってことが言いたかったんだけどー、ホントはね、昼間っから、2万円の寿司を食べたいんだ、よー。

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