2010年3月12日金曜日

三寒四温。


3日寒い日が続いた後に、4日暖かい日が続く。そうやって春の訪れを待つってゆーのが今の時期だ。バングラディシュのダッカで3番目に良い大学を出たエムディー・ファイサル君に最近、この三寒四温を教えてあげた。寒さに弱い彼ではあるが、学校の行事で長野県の諏訪にあるスキー場に行き、生まれて初めてスキーを滑ってきたらしい。ちゃんと滑れたのかって訊くと、「うまくいった」という。現場にいなかったのでわからないけど、緩やかな斜面を100mぐらい、ゆっくりと滑れたのだろう。
外国人留学生との会話は、本当に面白い。彼らとの会話は単なる情報交換にとどまらず、話のネタにもってこいのものが多い。たとえば、中国の洛陽にはロバ鍋を食わせる店があるとか、なんと池袋には犬鍋を食わせる店があるとか…。あと、タイで販売してるルビーの90パーセントはミヤンマーで採れたものであるとか、今、日本に広東語を喋る奴がいないのは向こうの方が景気が良く、もはや日本に来る必要が無くなったからとか、韓国のテレビCMはキム・ヨナばかり写るとか、中国のTVは100chあるとか…。それから、殆どの留学生は日本の住民税に納得がいかないので未納だとか、アキバで友達を家電量販店に連れて行きコミッションバックを専門にやって生活してる奴がいるとか…。かなりディープな話になってきたから、これくらいでやめておこう。
三寒四温を教えたお礼といっては何だが、ファイサル君には、ダッカで売られているバナナの値段を教えてもらった。なんと、1本が日本円で5円だそうである。バナナは街のいたるところで売られ、供給過剰らしいけど、人が多いので誰かが必ず食ってしまうんだそうだ。日本のようにすぐに生ゴミと化してしまう、飽食国家とは勝手が違うようだ。
写真はバングラディシュのチッタゴンでジュートを積む人の映像。ファイサル君とは関係ありません。

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