2010年3月16日火曜日

佐賀大学ラグビー部一気飲み事件。

学生コンパで一気飲みした19歳が急性アルコール中毒で死亡したという。悲しい事件である。ビールや日本酒をコップで2、3杯一気に飲むとゆーやつだ。私の父はワンカップの酒を自動販売機で買うやいなや、1秒で飲み干していたけど、考えてみれば変な飲み方だ。味って無いんじゃーないの?
先輩に強要されたり、女子学生の前で「〇〇くぅーん、酒つよーい」と言われたいがために、私もよく飲んだ。私は商学研究会ってゆー文科系のサークルにいたんだけど、当時はコップではなくて、ラーメンのどんぶりにウイスキーとか日本酒とかビールをチャンポンにして入れて、こぼさずに一気飲みした経験があるよ。そこには日大の相撲部に在籍していた静岡県チャンピオンの奴もいたりで、酒量は半端ではなかった。飲み放題のビアガーデンに行って、延々と飲み続け、もう帰ってくださいって言われたことも懐かしい想い出だよ。
だから、大学2年生から3年生にかけての1年間はバリバリで、ウイスキーのボトルを400本は空けた筈だ。遺伝的に飲めるってことは、有難いよーな、迷惑なよーな、不思議な感覚があるよ。
救急車で運ばれたことはないけど、48時間昏睡状態に陥ったこともあったけ。当時は学生運動もなりを潜め、田中康夫の「なんとなくクリスタル」や、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」なんかがベストセラーになっていた時代だったので、決してバンカラではなかったのだが、日本の若者に、すこぶる元気があった時代だったのかもしれないなー。今の若い子たちの酒の飲み方は、おしなべて大人しい。そんなところに、昔ながらの一気飲みを持ってきたってゆー、大きな過ちが本件にはあったんだと思うよ。酒の飲み方ってゆーか、小ジャレた遊びを知っている先輩方が小まめにチェックしていれば起きなかった事件かもしれないなー。どこかでブレーキを踏める奴がいないと、遊びの素人集団には、所詮無理だったのかもしれないと思う。
ご冥福をお祈りします。

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