2011年3月12日土曜日

異変。

イルカが茨城県の海岸に52頭打ち上げられたのが5日前だし、霧島山系の新燃岳や桜島、浅間山などが噴火活動を活発化させているし、今朝は新潟でも地震があり長野県北部でも震度6の地震があった。岩手県の陸前高田市や宮城県の南三陸町、名取市、福島県南相馬市での津波による被害、福島原発の事故、各地での工場火災など、これはもう非常事態と言っていい。
日本のマスコミは女性週刊誌的な報道の頻度は多いが、こーいった自然災害に対する予測とゆーかアナウンスはいつも後追い三味線の感が否めない。「危ないですよ」とか、「準備が必要」とかって何でもっと早めに特集を組んだり、提案をしたりができないんだろうか?
予測を外した場合の責任を取りたくないのか、失敗の足を引っ張るよーな人事制度が悪いのか、良くも悪くも日本人的な発想からの逸脱が出来ていない。
死者は10000人を超えることが予想されていたにも拘わらず、実数が100人を超えた段階で、情報の確定分だけ小出しにするいつものパターンを踏襲するのみ。実態が掴めない無駄な報道があまりにも多い。しかも、Too late!
作業服を着て会見に臨む菅総理と枝野官房長官からは指導者としての危機感が全く伝わってこない。
身を挺して、異変を伝えようと陸に打ちあがって死んだ30頭のイルカのほーが、貢献度は高いよ。なお、今回の災害によって他界された方、関係者ご家族の方には、慎んでお悔やみを申し上げます。

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